5月17日(日)、荒川と入間川のかつての合流点付近で、埼玉県川越市・上尾市・川島町の境にある『三ツ又沼ビオトープ』に行ってきた。(この後、上尾市の丸山公園にも立ち寄る)。植物のことは、いつものように別日記に記す。
当ビオトープは、国交省の荒川上流河川事務所が関係行政機関、地域住民、NPO、専門家等と連携を図りながら、三ツ又沼の動植物の保全管理に取り組んでいる。
ここに来るのは6年ぶり(?)か。
駐車場から南側へ、「緑の回廊」を進む。前日少し雨が降ったせいか緑がキレイで眩しい。
細長い林を抜けると「三ツ又沼」がひろがり、そこからは湿地・草地の上の散策路=木道を進む。しばらく行くと木道はかなり痛んでいる箇所がそこそこある。右側に分岐する木道は通行禁止になっていた。昨年の台風の影響もあるのだろうとは想像するけど、通行可でも板が抜け落ちている所は、早く補修した方がよいと思う。
この日は、柳絮(綿毛を持ったヤナギの種子)が多かった。それほど風もないのに、フワフワフワフワ漂っていた。おかげで日陰に向けて撮ってみたら多数確認できた。
駐車場に戻る際は、三ツ又沼から脇にそれて農道沿い散歩。グルっと回って戻れるかな?と思ったら、ゴルフ場に突き当たりUターンすることに。↓田んぼの風景。
駐車場の反対側(北側)へも、農道~田んぼ沿いに少し散歩。
広い田んぼの水鏡。その先は堤で車道にもなっている。
~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~*~~~
駐車場近くの農道の轍に・・・カエルがいた。↓画の中央にいる。
近づいてもなかなか動かない。このカエルは初めて見る。後で調べてみると『ヌマガエル』のようだ。ツチガエルとしばしば混同されるが、ヌマガエルは眼と眼の間にV字型の模様がある。(↓薄っすら確認できる)
カエルは、このように足を曲げてジ~っとしているフォルムが、一番愛きょう有る。
しゃがんで横から見る。口の模様が太いファスナー?
ヌマガエル(沼蛙)は、体長3~5センチほどで本州中部以西に自然分布するが、1990年代頃から関東地方でも確認されるようになり分布域を広げているそうだ。埼玉県では国内外来種になるわけだ。
滅多に行かないところですが、今後は・・・。
田植えをしたばかり(?)の田んぼは、水鏡で面白いですし、広さは気持ちが良いですね。
ここの「緑の回廊」~木道は、森林浴にはなりますが、観察散歩としては立ち止まることが少なかったです。まぁ時期にもよるのでしょうけどね。
まだ、外出をセーブしているので、お写真をみせていただくだけで癒されます。
田んぼの風景も、心が和みます。
今は、遠くへ行かないと見られなくなりました。
ヌマガエル(沼蛙)、何処かで観たような気がします。
ヌマガエル、初めて見ました。
一昨日「翔んで埼玉」という映画を見ましたが、こうした自然が保全されていることは埼玉県の貴重な財産だと思います。県民としては誇りをもってよいでしょう。
いいところがたくさんありますね。