8月27日(土)、北本自然観察公園散歩に行ってきた。
冬虫夏草の一種で「オサムシタケ」があった。約一年振りだ。といっても自分で探せるわけもないので、園内の説明板で分かった。
冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、一般的に昆虫やクモなどに寄生した菌類(虫草菌)が、虫を栄養素として宿主の体内で菌糸をどんどん増やし、その虫を殺して体内から生えてくるキノコ(子実体)の総称。このオサムシタケの宿主の姿は土の中で見えないが、たぶん成虫だと思う。
オサムシタケは針金状で、そこから先端が白色玉状に膨らむ短い側枝(長さ数ミリ)が多数出る。離れて見た時にはその部分だけが目立って、金属たわしの残骸(?)のように見えた。
高木の葉で覆われた遊歩道沿いで、オサムシタケのある場所はうす暗い。そこで、カメラのフラッシュを使おうかと考えたが明るすぎるので、今回はスマホのフラッシュライトをあてながら撮る、という方法を試みた。
埼玉県自然学習センターは、埼玉県における自然学習・環境教育の拠点施設で、自然学習の機会の提供、人材育成などを活動の柱に、北本自然観察公園のビジターセンターとしての役割を担っている。
公園内の自然観察情報の提供はもとより、土曜・日曜・祝日を中心として、さまざまな自然観察・体験イベントを開催している。
1階には「一本の木は語る」というコーナーがあり、通常は季節の移り変わりの中で繰り広げられる生きもののつながりを示す展示をしているが、この日は、園内で見られる動物や鳥類、昆虫などの標本を展示していた。
当里山の昆虫の一部と思われるが、それでも多数の標本がある。
改めて標本を観ると、実際には見ていない、気付いてないのもけっこうあるな~と実感。
次回は、同日に見た生き物たちをとりあげる。
今、ツクツクボウシタケをお仲間の
サイトで見てきたばかりです。
で、コメントが入っていたので、
こちらに来ましたら書かれていた通
りオサムシのそれでした。
冬虫夏草。いやぁ..これは素人に
は見つからんなぁ~と思いました。