5月4日(土)、帰省中の実家から朝一で「国営越後丘陵公園」に行くことにした。
一度は行きたいと思っていたが、車で50分ほどかかるので、なかなか機会がなく今回が初となった。
前日の夜Webサイトを見たら、この日は無料開園日というので、なるべく早めにと思い開園時間の9:30頃には着いた。そこそこの駐車場行列だったが、駐車料金の徴収を通常の前払いから、後払い(園内で清算可)にしていたためかスムーズに入れた。
「花のプロムナード」という通りを歩いて先に進む。(画は帰りに撮ったもの)
「チューリップまつり」開催中ということで、まずは「花の丘」のチューリップを見に行く。緩やかな丘全部が様々なチューリップで覆われていた。
丘の上にはミニ風車。その昔、オランダから種球を購入して栽培の試作を重ねたという、その記念碑(?)のようなものだろうか。
ここでの光景や様々なチューリップについては、別ブログでとりあげた。
ガイドマップを見ると南東側に展望台があることが分かった(目視でも見えた)。初めてなので展望台行きは必須。さらに「自然探勝路」という散策路もある。展望台まではかなりの標高差があり、広場から435段の石段を登ってから散策路を歩いていくのも良さそうだが・・・バスもある。そこで、バスで展望台まで行って、帰りは散策路・階段で戻ることにした。
バスといっても、埼玉県の森林公園のような専用のバスではない普通のマイクロバス。それと臨時的に借りているのであろう路線バスの車両。2台が連なる。
建物に入り、展望台に上るためにエレベーターに乗って驚いた。ケーブルカーのように斜めに上るのだ。展望フロアからは、さらに屋外の階段で屋上に行けた。ここは名ばかりの展望台ではなく、本当に眺望がきく展望台だった。
北側には弥彦山(↓画の左側奥の方の山)。よく見える時はビッグスワンの屋根が見えるとバスの運転手が言っていたが、そもそもが分からない。
東側には、雪が残る守門岳。(ブックマークしている他の方のブログでよく登場する山だ)
南南東側の奥の方には、八海山などの越後三山が浮かんでいる。(でも画では見えにくい)
そして、南側は同公園の手つかずの森林。マップをみると公園の5分の4はこんな感じ。
一応、手前の賑やかな入口あたりも(ズームで)記録しておく。奥の方(画では上の方)に住宅地があるが、本来この公園入口の辺りはニュータウンにするための開発だったらしいが、バブル崩壊などにより・・・らしい。
ここから散策路を楽しみながら「天・地・人のフォリー」という建物兼モニュメント↓へ行く。(散策路での植物も、後日別ブログでとりあげようと思う)
ここは丘の上で、ベンチに座るととても気持ち良し。
で、ベンチから何が見えるかというと、目の前はこんな感じ。大斜面。
その左側に、435段の石段。ここを頑張って降りて下界に戻る。
下に降りて、斜めから石段を見る。右上の直方体が「天・地・人のフォリー」
この後、「越の池レストハウス」でランチをとり、バラ園の辺りを散歩しながら出口へ。
広~い公園のほんの一部しか見ていないが、体力と時間に余裕はないし、公園に来るまでの道中、気になる施設を幾つか見かけたので、帰路はそこに立ち寄りながら実家に戻ることにした。 (つづく)
全国で初めての国営公園「国営武蔵丘陵森林公園」は1974年の開園。この「国営越後丘陵公園」は1998年開園なので比較的新しい国営公園だ。園内ではこれから開発する場所もあるそうで、まだまだ成長途中のようだ。
◎関東の国営公園との比較(開園年、面積)
・埼玉県 国営武蔵丘陵森林公園 1974年 304ha
・東京都 国営昭和記念公園 1983年 165.3ha
・茨城県 国営ひたち海浜公園 1991年 350ha
・新潟県 国営越後丘陵公園 1998年 400ha
国がやるものには、無駄が多いのが普通ですが、公園はいいかなと思います。
四季を通じていろいろな楽しいイベントもあって健康的に過ごせるところが魅力です。KAEDEさんもぜひ又遊びに来てください!
実家の先になりますので、帰省の際に時間がとれたら、また行きたいですね。