8月11日(木)、新潟県への帰省ついでに出かけた処、その1。
実家から一番近い海は柏崎市で、車で行くと柏崎港の辺りが一番近い。車で50分ほどの距離。柏崎の海を見るのは5年振り。
事前に観光スポットを調べてみると、2019年に柏崎港観光交流センター「夕海(ゆうみ)」がリニューアルオープンしていた(といっても前の施設を知らない)。そこを目指すことにした。
柏崎観光協会が運営しており、柏崎の物産(海産物加工品などの各種食品・地元銘菓・陶器など)の他、地元ベーカリー店のパン、スイーツ、新鮮な地元野菜を販売している。“漁菜マーケット”と呼ぶようだ。営業期間は4月下旬から10月末まで。
屋上からは、日本海や柏崎港が一望できる。ちらっと見える山頂は米山か(後述)。無印良品のバス(MUJI to GO)がとまっていた。
夕海の中で「石地わさび」というのが売っていた。石地といえば遠浅の海水浴場で、山葵の産地のイメージとは全く異なる。
リーフレットによると、地下水を汲み上げてハウス栽培をしているようだ。機会があれば行ってみたいものだ。
アイス売り場には、お菓子のアレやコレがアイスになっていた。柏崎ならではかな。
港から西側の防波堤の隣は番神海水浴場。遥か彼方に稼働していない原発が見える。
なっ、なんと「貸切プライベートテラス」なるものができていた。
BBQやデイキャンプに使える。専用の駐車場もあって、快適そうだ。
一昔前なら、海水浴場の近くは「海の家」「浜茶屋」だったが、そのイメージは変わっていた。
岩場にある赤い鳥居は「番神神社」で、古くは、流罪を赦免された日蓮が佐渡から着岸した場所とされる。
神社の先の浅瀬には、昭和初期にいけす式の自然水族館があったという。その跡地を利用して夏の土・日曜、祝日限定で「番神自然水族館」が催されているそうだ。箱メガネや網を使って海の生き物観察ができ、ちびっ子には楽しいだろう。
西番神海水浴場から東の輪海水浴場。奥に見える山は、柏崎市と上越市の境に位置する「米山」で、標高993メートル。
♪米山さんから雲が出た 今に夕立が来るやら
ピッカラ チャッカラ ドンガラリンと音がする ~
という、民謡「三階節」で歌われている。三階節は、地域に伝わるお座敷唄であり、盆踊り唄として新潟県内に広く用いられている(と思う)。
帰路は、車で東の輪海水浴場~柏崎アリーナ~鯨波海水浴場を横目で見ながら帰った。
短い時間ではあったが、夏の海気分を味わえた。
ところで、番神・西番神海水浴場は、平成18年に環境省が選定した「快水浴場百選」の一つに選ばれている。新潟県では、他に「瀬浪(村上市)」と「二ツ亀(佐渡市)」の3か所が選定されていた。
※参照:環境省「快水浴場百選」INFOMATION
https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/suiyoku2006/info/index.html
すてきに書いてくださり
ありがとうございます
久しぶりの日本海だったのでは無いでしょうか?
見慣れているので当方には当たり前の風景も、
KAEDEさんにしましたらどこか帰郷の上で見て
居る日本海であるとの特別なものも混じりましょ
う。このあたりから柿崎に至るあたりの岩礁が
続くエリアもなかなか楽しいですよ。
これを機に、時々お越しください♪
私にとっては、子供の頃に親に連れていってもらうのもこの辺りの海でした。
今年はいきなり猛暑を経験したので、残暑は過ごしやすい(?)・・・と感じれたらイイですね。
みなさん楽しそうですね。
「貸切プライベートテラス」でバーベキューするのも楽しそうです。
施設・設備が変わったことに、ちょっと驚きです。