シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

見沼自然公園・見沼代用水

2010-10-16 | お出かけ

今朝は、朝食後にLDK等の掃除機と軽めの洗車(その間嫁さんは洗濯等の家事)。右腕が疲れたし、涼しくなってきたとはいえ汗ばんでくるものだ。

10時20分頃、出かける嫁さんを駅に送ってから、「見沼自然公園」という所に初めて行ってきた。
いきなりの洗礼は、駐車場が満杯!どうしたものか・・・とその時1台が出てきたので空いた所へ止めることができた。今日は何かのイベント?と思った・・・のだが、後で解った、公園の広さのわりに駐車場が狭すぎる!

園内は、入口からすぐ広い芝生があり、その先に同じ広さほどの池があった。その周囲は歩道と樹木。
池の先には「自然観察園」がある。湿地と雑木林、その周囲に歩道と中には木道。
さらに、奥には「野鳥の池」があるそうだが、保護のため立入禁止になっていた。

このような公園なので、芝生の広場に子供連れの家族がいるものの、総じて大人向けの公園だと思う。散策、散歩にはうってつけだ。

自然観察園には7人前後のカメラマンが何かを囲むように狙っていた。木道にカメラを設置していたバーダーに聞いてみると、ミズキの実を啄ばむ「キビタキ」がいるとのこと。渡りの前にココによるので一年でこの時期だけだという。

そんな話を伺っていたその時、葉の陰にならない枝にキビタキが出てきてしばらくそこでさえずっていた。近いな~。「オスだね!」といいながらバーダーは連写していた。

樹木ウォッチ兼散歩の私にとって特に関心をひかれたのは、池の周囲に植栽されたたくさんのラクウショウだった。葉はとても柔らかく、緑色の実が付いていた。湿地なので呼吸根も出ていた。

公園の脇には見沼代用水が流れ、対岸(?)には「さぎ山記念公園」があった。釣りのできる池の周囲に様々な樹木が植えられていた。

まだ緑の葉が多い中で、トチノキだけが黄葉していた。

さぎ山記念公園の案内で見ましたが、ここ『見沼』は、縄文時代は海で、約6,000年前頃から海が後退し、沼地となった。江戸時代初期には、農業用水を確保するため、長さ8町(約870m)の堤(八丁堤)を築き、周囲40数km、面積1,200haに及ぶ、平均水深1mの「見沼溜井」が完成した。

江戸中期になると新田開発が命じられ、堤を切って開拓し「見沼たんぼ」になるとともに、代替の用水確保のために利根川から約60kmに渡って用水が引かれ、 見沼たんぼの西縁と東縁の台地にそって水路が掘削され、農業用水が供給された。これが「見沼代用水」である。

地図でみると、西縁と東縁の間に川があるので何故?と思うかもしれないが、用水は大地、川は低地にあり、用水から水田に水をひいた後は川に排水する仕組みになっている。その江戸時代の用水が今も残っている。エライものだ。

ところで、今日は(公園に2時間ほどいたが)最後は疲れを感じて帰ることにした。運転しながら眠気も感じた。
帰宅して、軽く昼食をいただいた後・・・昼寝となった。朝から疲れたこともあるけど、最近…お疲れだ。そりゃ、床屋で溜息もでるってものだな。

コメント (2)
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