岡山県真庭市の勝山地区(旧勝山町)で、一昨日と昨日、江戸時代から伝わる勇壮な「勝山喧嘩だんじり」が行われたという。同地にお住まいのKさんからお聞きしました。相当な人出だそうで大盛り上がりのようです。そこで、カチャカチャしてみました。
「だんじり」というと、関東ではテレビの影響からか「岸和田だんじり祭」を想像してしまいますが、西日本では祭礼のひきものを「だんじり」といい、車輪をつけた車上に人物・草木・鳥獣などの飾りを立てて、はやしを行い引いて練って行く・・・は各地でおこなわれているようだ。
大阪や神戸にはたくさんあるし、こちらのサイトには、三重、和歌山、奈良、徳島、香川、岡山などのだんじりが載っている。(西日本の方にとっては、当たり前のことでしょうね。恐縮です。)
さて、勝山の喧嘩だんじりは、各町内から11若蓮がだんじりを出し、内9若蓮が喧嘩する。(他の2若連は“花だんじり”で盛り上げる。)
※勝山喧嘩だんじり http://www.new-maniwa.mls.ad.jp/matsuri/kenka.asp
各若連が上と下に別れ、おいさぁ~!おいさぁ~!の掛け声でだんじりを押してぶつけ合う。瞬間ドンッ!という音と共に足元に振動が伝わるそうだ。↓は昨年かな?
YouTubeで他の喧嘩も見たが、ぶつけて押し合い、ぶつけて押し合い、約10分間も・・・、それを何回戦するのか分かりませんが、相当体力も使うだろうな~。エライものだ。
Wikipediaの記載に、「勝山の地が一年の中で最も盛り上がりを見せる時期であり、地元を離れ生活している人も必ず帰省するくらい勝山の人間にとって世代をつなぐ大切な祭りである。」とある。
私の田舎は、小さい集落だし、このような祭はない。ちょっと羨ましい。