因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

追加しました!2022年8月観劇と俳句の予定

2022-08-01 | お知らせ
 コロナ禍による公演の中止もあり、遂に7月は2020年の自粛期間以来のリアル観劇ゼロとなりました。いまだに感染拡大が止まらず、先の見通しはまったく立たない。公演に関わる方々の心身が守られ、すべての舞台が無事に開幕することを願う気持ちに変わりはありませんが、罹患されたなら、どうかゆっくりと静養されること、座組の立て直しが順調に進むことを切に祈っています。

*演劇集団円+シアターχ提携公演 岸田今日子記念 円・こどもステージ ニコラス・S・グレイ原作 菊池章一翻訳 谷川俊太郎上演台本 小森美巳演出『キレイちゃんとけだもの』公式サイトはこちら 大切な思い出となった昨年末の『河童の三平』は今月パルテノン多摩公演を控えている。今回も多くの子どもたちとその付き添いの大人たちが舞台に出会えますように。
*スタジオHaNaBi vol.27 原妃とみ企画・構成・演出
 菊池寛作『時の氏神』、三遊亭円朝原作『芝浜の革財布』→諸事情により演目変更。
*劇団民藝公演 KEIKOBA 麻生区区制40周年記念
 島崎藤村原作 村山知義脚色 岡本健一演出『破戒』公式サイトはこちら コロナ禍により月末の公演が中止されたため、8月に振り替えた。1948年民衆芸術劇場(第1次民藝)第1回公演で上演した記念碑的作品であり、今年は水平社宣言100周年とも重なることなど、時を得た作品。前田和男監督による映画『破戒』は先月鑑賞した。
*KAATキッズ・プログラム2022 松井周作・演出『さいごの1つ前』公式サイトはこちら。白石加代子と唐組・久保井研の共演という濃厚な座組が子どもたちの前に。しかもお話は天国と地獄の分かれ道だという。
八月納涼歌舞伎
 盤石の感染対策で「ここなら高齢の親を連れていける」と絶大な信頼を寄せられていた歌舞伎座で、先月遂にクラスターが発生。下旬の公演がすべて中止となったのは大変な衝撃であった。まずは8月の初日が無事に開くことを祈る。
*ティーファクトリー T Crossroad短編戯曲祭≪花鳥風月≫夏 
 公式サイトはこちら (2021年冬上演の「2020年の世界」観劇の記録→1,2,3)5月の「春」に続いて「夏」の新作戯曲8編(川村毅の『カミの森(仮)』含む)がリーディング上演される。全作の演出を担う川村毅(ただし戯曲には一切意見を加えないとのこと)の言葉がチラシに掲載されている。「私たちは今、唯一無二、ある意味特殊な時代にいます。描くべきことがたくさんあり。ウツウツとしている手はありません。書こうではありませんか」。この心意気に客席から応えたい。

 俳句の予定は以下の通り。すべてネットあるいはオンライン句会です。
*かさゝぎ勉強会・・・季語「萩」、枕詞「ささなみの」
*十六夜句会・・・「秋の蝉」、「桐一葉」
*金星句会・・・「雷」、「棗の実」(なつめのみ)
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