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ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

胡桃が次々と採れ始めました

2019年09月15日 06時31分01秒 | Weblog
 

 庭の胡桃の実が割れて、地面に落ち始めました。隣の駐車場のアスファルトの上に伸びた枝から落ちているのを拾います。
 今年はざっと数えただけでも50個以上はついているようで、これまでにない多さです。木の上の方から順に割れていきます。これまでに9個を拾いました。縄文人もこうして胡桃を拾ったのかと思うと、そのDNAを受け継いでいるのかも。
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篠山城大書院を訪れました

2019年09月14日 05時50分43秒 | Weblog
 

 

 13日(金)、県議会の産業労働常任委員会の管内調査で、篠山城(丹波篠山市)を訪れました。11日から3日間にわたる但馬・丹波地域の管内調査の最後の調査地で、目的は所管する観光振興で、特にインバウンド向けの取り組みを調査しました。
 丹波篠山市は加東市の隣でもあり、度々訪れていましたが、実は大書院は初めてだったので、非常に興味がありました。慶長14年(1609)に築造され、昭和19年に火災で失われ、平成12年に復元されたものです。
 酒井市長は挨拶の中で、来年のNHK大河ドラマの主人公の明智光秀に期待をしていると話しておられましたが、京都の混雑を避けて、日本の情緒をゆっくり楽しめる丹波篠山に訪日外国人の注目が高まっていることにも期待を寄せていました。
 書院では手作りの甲冑の展示が行われており、試着もでき、外国人には大人気とのことでした。篠山城は天守閣を持ちませんが、堅固な石垣と大書院、そして篠山市街と盆地を見渡せる眺望の良さは抜群でした。場内に篠山層群の露出があり、まさに恐竜時代の岩盤の上に築城されていることを直かに確かめることもできました。
 大書院では歴史を紹介する映像、各部屋、模型などのコーナーがあり、ゆっくり鑑賞できるように工夫されていました。
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続・東条ダムからの景色-東条川流域の田圃、丘陵、六甲連山

2019年09月11日 04時29分13秒 | Weblog
 昨日に続いて、鴨川ダム(東条ダム)堰堤からの景色を紹介します。
 加東市黒谷の鴨川ダム堰堤から南東の方向を望むと、両側の切り立ったV字谷の向こうに遙か遠くまで視界が広がっています。
 手前から東条川沿いの低地に色づき始めた黄緑色の田圃が広がり、その向こうになだらかな丘陵の緑の帯が、そして遠くに六甲山系が青い屏風を立てて広げたように望めます。
高い所では、900メートルを超える六甲山も、その上に青く広がる空の下に低く見えてしまいます。私が立っているダム堰堤から六甲山までは直線距離は約24キロ。あの青い帯の向こうには神戸の街と海があるのです。
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9月9日の東条湖-鴨川ダムから六甲連山を望む

2019年09月10日 05時48分38秒 | Weblog
 



 9日(月)も猛暑が続き、外に出て直射日光を浴びていると皮膚が痛くなるほどでした。午後4時30分過ぎに加東市黒谷の東条湖畔に用事があって訪れました。
 時間があったので、ダムまで歩いてみました。堰堤の上に立つと、南東側には遙か遠く地平線上に六甲連山が望め、反対側には満々と水を湛える東条湖が広がっていました。
 昭和26年に竣工した鴨川ダムは、東条川にそそぐ鴨川の岩が切り立つ峡谷に建設されたコンクリートダムです。このダム湖の底には立ち退きを余儀なくされた土井が沈んでいます。敗戦後の食糧増産のために農業用水の水源として建設されたもので、ダムから延びる水路網でため池、田圃に水が送られ、台地も開発されました。現在では、加東市、小野市、三木市の一部に農業用水と生活用水を送る命の水がめとしての役割を果たしています。全国疏水百選にも選ばれている東条川疏水の起点にもなっています。
 堰堤から見下ろすと、ダム直下から放流された水が幹線水路の隧道へ、そして鴨川へと轟音を響かせながら流されています。その向こうに目をやると、東条川沿いに豊かな圃場、集落が広がり、さらに緩やかな丘陵地帯、その向こうに屏風のように立つ青い六甲連山が望めました。空はどこまでも抜けるように青く、地平は緑と黄緑色に彩られ広々とひろがっていました。まさに北播磨の内陸の水と緑と青の絶景ポイントです。
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加東歴史の会例会-加古川と由良川の通船計画

2019年09月09日 05時22分55秒 | Weblog
 8日(日)の午後、加東市滝野公民館の一室で、加東歴史の会の例会が行われ、久しぶりに出席することができた。今日のレポートは、会員レポートで、「近世中期の由良川・加古川通船計画」と題して、学術論文の紹介でした。
 日本列島のほぼ中央部、兵庫県を流れる加古川と京都府を流れる由良川をそれぞれ上流で連結して、日本海と瀬戸内海を舟運で結ぶという計画があったことは聞いたことがありましたが、詳しいことは知りませんでした。今日のレポートには非常に興味津々で、加古川舟運と由良川舟運の歴史、日本海を西回りに大坂を結ぶ西回り航路の短縮計画が江戸時代の中期に両舟運を連結して実現しようとする取り組みが熱心に行われていたことに驚きました。実現しなかったのが残念でしたが、幕府、藩、舟運関係者らのそれぞれの権利関係や思惑などが複雑に絡んで、なかなか難しかったことが想像されました。会員の中から、そういう意味では、江戸時代の地方分権の仕組みを見せられたようだという感想には同感でした。写真は、明治の初め、加古川中流の闘龍灘(加東市)の岩を掘削してつくられた水路(堀割)です。
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夏の終わりに-杏の葉にセミの抜け殻

2019年09月08日 04時35分28秒 | Weblog
 9月になっても日中の日射しの強さは変わりません。しかし、空の青さ、高さはもう秋を感じさせてくれます。
 庭で鳴くセミの声はホイツク(ツクツクボーシ)だけになりました。そろそろその声も聞こえなくなるでしょう。替わって、虫の音が聞こえてきます。
 見上げると、杏の木の葉にセミの抜け殻がくっついてしました。あんな高い所まで這い上がって羽化したのか、と思うとその生命力の強さに感心してしまいました。羽化したセミも短い命を終えていることでしょう。やがて葉は色づき、地上に落ちて土に帰るのです。
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半月と木星が光った6日の夜空

2019年09月07日 05時05分55秒 | Weblog
 

 6日(木)の夜、テレビの天気予報で「今日は上弦の月と木星が輝きます」という解説者の言葉が耳に入りました。
 外に出てみると、空にくっきりと半月が光っていました。そして、その右下近くに明るく光る星が。木星か。カメラをズームにして見ると、月面のクレーターが影に近いところほどくっきりと見えました。もしUFOでも飛んでいれば見えるのではないかと思うほどでした。木星はズームでもただ明るく光っている小さな点にしか見えませんでしたが、あれが木星だ、と納得しながら眺めました。月の光に雲の縁も照らされていました。
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東条川疏水をボートで探検-11月3日に開催

2019年09月06日 05時54分43秒 | Weblog
 

 全国疏水百選に選ばれている東条川疏水。地域の貴重な宝物である疏水を次世代につないでいこうと取り組みを進めている東条川疏水ネットワーク博物館では、今年も11月3日(日)に、水路をボートで下る体験を開催する予定です。
 主催する兵庫県東播土地改良区では、小学生への出前授業や現地見学などを積極的に行っていますが、この疏水下りは年々人気が高まっています。安政池の畔を流れる幹線水路をゴムボートで下るもので、途中には疏水クイズなどの関門も用意されています。
 改良区の事務所(加東市社1489-1)玄関には疏水マップが展示され、ポイントを探すクイズコーナーも設けられています。疏水ポイントには、鴨川ダム、昭和池、曽根サイフォンなど東条川疏水の見所があり、それらは「疏水マンカード」にもなっています。
 東条川疏水は降水量の少ないこの地方の農業を支える大切な水利施設です。水の起点となっている鴨川ダム(東条ダム)は、戦後第一号の国営ダムとして建設されました。また、昭和池は大正13年の大干ばつのあと、三草山の麓に建設された巨大な土堰堤のため池で、共にそこから延びる水路によって水が運ばれ、田畑を潤しました。水の道は、山を隧道(トンネル)で抜け、谷をサイフォンで渡り、各地のため池へ、そして田圃へと流れていきます。途中には巨大な円筒分水施設もあります。現在では疏水の水は飲料水にも使われており、まさにこの地方の命の水の道となっています。
 
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夕暮れの西空に巨人雲

2019年09月05日 06時16分50秒 | Weblog
 4日(水)の夕方、田圃を見に行った帰り、日が沈んだあとの西の空に、二本足で歩く巨大な怪物のような黒い雲が出ていました。
 その姿は、背中に袋を背負い、頭には何か飾りのようなものを立て、手を振りながら夕日を追いかけるかのように南西に向かって大きく足を踏み出しながら歩いて行く巨人か怪物のように見え、ちょうど手前の関電タワーを跨いでいくようで何ともおもしろい雲でした。そう見えませんか?
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9月3日の入道雲-秋の空に立ちのぼる

2019年09月04日 06時05分46秒 | Weblog
 

 3日(火)、午後4時過ぎに神戸から加東への帰り道、緑の山と秋の青い高い空にまるで生き物のように入道雲が立ちのぼっていました。北摂の方角に、そして北播磨の奥の方にも湧き立っています。車を止めてしばらく眺めていると、雲の中にぽっかり大きな穴が2つ。カメラでズームしてみるとさらに迫力が増しました。
 加東市の嬉野台地から三草山の方角を見ると、その向こう、丹波の方でしょうか、高く入道雲が立ちのぼっていました。手前には稲穂が出て秋の景色が広がり始めています。夏と秋の空気がつくってくれた雄大な自然の景色でした。
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佐保神社秋祭り-上組太鼓屋台の勇姿

2019年09月03日 05時52分50秒 | Weblog
 もうすぐ、といってもあと一月あまりで、佐保神社の秋祭りがやってきます。写真を整理していると、もう十数年前のものでしょうか、秋祭りの上組太鼓屋台の写真が出てきました。
 当時、私は棒端役を務めていました。屋台には若鯱会の若者が乗り込み、伊勢音頭を歌っています。宮から太鼓倉へ戻る道筋の写真だと思いますが、この写真は教え子が撮ってくれたものです。伊勢音頭と太鼓の音が聞こえてきそうです。今年は10月12日宵宮、13日本宮です。
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佳地のお堂で供養の踊りー加東の夏をしめくくる天神八朔まつり

2019年09月02日 05時45分58秒 | Weblog
 

 9月1日(日)、日が沈み、街に灯りが灯る頃、加東市天神の「佳地のお堂」では、供養の踊りが始まりました。地蔵堂には、お地蔵様と阿弥陀様が祀られ、この日、僧侶によるお経、隣保の皆さんによる数珠くりなどの供養が行われ、夕暮れから地区の踊り手の女性10人がお堂前で盆踊りを踊り供養しました。
 歴史に詳しい区長さんによると、お堂の歴史は詳しいことはわからないが、古い歴史をもち、何度も建て替えられたようで、今のお堂は明治時代のものということでした。佳地とは佳地村のことで、明治のはじめの合併で天神になったと教えていただきました。
 佳地のお堂前での踊りが終わり、近くの元東条町役場があった場所の広場で、天神八朔まつりが盛大に行われました。広場の真ん中に櫓が設けられ、播州音頭から始まり、加東よしよし音頭、東条小唄、河内音頭、炭坑節、江州音頭などにこの夏最後の踊りの輪ができました。天神地区こども会による手作りあてものコーナーでは、子供達がくじを引いて賞品をもらっていました。こうして、加東市の夏が幕を閉じ、明日から学校では2学期が始まり、運動会シーズンを迎えます。帰り道の田圃には背を高く伸ばした山田錦の稲が続いていました。
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ステラパークで夏の終わりの踊りと花火、ビンゴやダンスも

2019年09月01日 06時05分28秒 | Weblog
 

 

 31日(土)の夕方、加東市社の中央公園ステラパークで「夏のフェスティバルinやしろ」(社地域づくり協議会主催)、「加東市夏のおどり」(実行委員会主催)が続いて開催され、今年の夏の終わりを踊りや花火、ビンゴゲームなどで楽しみました。
 心配された雨も降らず、涼しい風の吹く快適な夕暮れ、市街地を見下ろす高台にあるステラパークには家族連れや市内各地区や団体などの踊り連の人で賑わいました。
 花火は市街地での開催のために大型花火は制限されているなか、公園と池の範囲で工夫された花火が夜空を彩りました。また、恒例となっている河内音頭、播州音頭をはじめ、今年は東京五輪音頭などの新しい踊りも踊られ、来年加東市を走る五輪聖火への盛り上がりも見られました。
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