13日(金)、県議会の産業労働常任委員会の管内調査で、篠山城(丹波篠山市)を訪れました。11日から3日間にわたる但馬・丹波地域の管内調査の最後の調査地で、目的は所管する観光振興で、特にインバウンド向けの取り組みを調査しました。
丹波篠山市は加東市の隣でもあり、度々訪れていましたが、実は大書院は初めてだったので、非常に興味がありました。慶長14年(1609)に築造され、昭和19年に火災で失われ、平成12年に復元されたものです。
酒井市長は挨拶の中で、来年のNHK大河ドラマの主人公の明智光秀に期待をしていると話しておられましたが、京都の混雑を避けて、日本の情緒をゆっくり楽しめる丹波篠山に訪日外国人の注目が高まっていることにも期待を寄せていました。
書院では手作りの甲冑の展示が行われており、試着もでき、外国人には大人気とのことでした。篠山城は天守閣を持ちませんが、堅固な石垣と大書院、そして篠山市街と盆地を見渡せる眺望の良さは抜群でした。場内に篠山層群の露出があり、まさに恐竜時代の岩盤の上に築城されていることを直かに確かめることもできました。
大書院では歴史を紹介する映像、各部屋、模型などのコーナーがあり、ゆっくり鑑賞できるように工夫されていました。