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ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-応召軍人の後顧の憂いを取り除く

2015年03月10日 05時29分10秒 | Weblog
 昭和18年(1943)3月、応召軍人に関するマル秘扱いの文書が出され、当時の社(現加東市社)の常会協議事項綴に綴じられています。
 この文書の余白に鉛筆書きで「召集時ノ人数等ノ話ヲセサルコト」と書き込まれています。「近々多数の応召」があることが秘密事項扱いだったのでしょう。

マル秘 希望事項

一、応召軍人トシテ後顧ノ憂ヲ除去ノ件

応召兵トシテ後顧ノ憂ナカラシムル如ク措置ヲ講ズルハ戦力強化上銃後国民当然ノ責務ニ有之平素ヨリ多大ノ御配慮ヲ相煩シ居候処ナルモ近々多数ノ応召者ヲ出スコトニ相成候ニ就テハ此際町内挙ゲテ此等召集者ニシテ家庭上ノ悩ミアルモノニ対シテハ急速ニ之ヲ解決ニ協力シ以テ安心シテ御奉公ニ専念セシムル如ク善処致シ度ニ付部内各関係者ト御協力ノ上何分ノ措置相煩度
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