ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昔の住宅地図に見る社町社の田町通りの懐かしい商店

2020年08月25日 05時46分47秒 | Weblog
 棚を整理していると、社町商店街の住宅地図が出てきました。はっきりとは判りませんが、記憶に照らしてみると、昭和50年代頃のものではないかと思われます。ひょっとしたらもう少し以前のものかも知れませんが、少なくとも私が若い頃の記憶にある懐かしい店や家の名前が記してあります。特に写真の中央を東西に走る田町通りにあった店の名前をたどっていくと、当時の店の構えや内部の様子まで蘇ってきます。食堂、お好み焼屋、豆腐屋、おもちゃ屋、靴屋、酒屋、衣料品店などなど、商店が軒を連ねていました。我が家のすぐ近くにあった浴場の跡は、今、5軒分の新しい宅地に生まれ変わろうとしています。レンガづくりの高い煙突の下の路地は小さい頃の釘刺しの遊び場でした。そして、夜になると、浴場の窓から桶の音や笑い声などが響いて聞こえてきたことも懐かしく蘇ってきます。
 現在では、そうした店もなくなり、住宅や駐車場に変わってしまっていますが、幻のフィルムを回しているように昔の姿が浮かんできます。
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