23日(日)、すっきりと晴れ渡るということがなかった一日でした。しかし、朝と夕焼け空はきれいな雲が光って美しい秋の空でした。
雲は一瞬です。朝、歩き始めた時にはまだ白みはじめた東の空に黒く浮かんでいた雲の群れに、やがて、高い雲から順に昇る朝日の光が射して、赤みを帯び、黄金色に輝いていきました。明治館の広場の忠魂碑まで来ると、まるで日本列島の縮図のように光って見えました。
夕方、庭の柿をとっていると、西の空が明るく輝き始めました。急いで2階のベランダに出てみると、扇状に広がるうろこ雲のような雲に沈む太陽の光が射してまるで錦の織物を空一面に広げたようでした。しばらくシャッターを押しながら眺めていました。