戦時中の配給制度の下にあっては、乏しい物資を公平に配当するために人口や戸数、年令、業種など細かい基準にしたがって数量を決めていたことが当時の社町社区(現加東市社)の配給関係書類綴に綴じられている通知から読み取ることができます。また、添付されている各組長の受領一覧表からもそのことが伝わってきます。
今日紹介するのは、昭和18年(1943)の地下足袋購入券配当通知ですが、その数量わずか4枚分に関するものです。社農会長の受領印が押されています。
昭和十八年七月二十六日
社 町 役 場
社区長殿
第一、二回農林用地下足袋購入券配当ノ件
標記ノ件産業組合扱ノ分入手候ニ付左記ノ通リ配当候ニ付農林業家ニ適正ニ配給相成度
記
地下足袋購入券 四枚
七月二十七日 右四枚 領収 社農会長 印
今日紹介するのは、昭和18年(1943)の地下足袋購入券配当通知ですが、その数量わずか4枚分に関するものです。社農会長の受領印が押されています。
昭和十八年七月二十六日
社 町 役 場
社区長殿
第一、二回農林用地下足袋購入券配当ノ件
標記ノ件産業組合扱ノ分入手候ニ付左記ノ通リ配当候ニ付農林業家ニ適正ニ配給相成度
記
地下足袋購入券 四枚
七月二十七日 右四枚 領収 社農会長 印