ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

佐保神社秋祭り近づく-社上組の準備

2016年10月05日 06時15分15秒 | Weblog
 

 4日(火)、明日5日は台風18号が接近、通過が心配されるなか、夜、加東市社の上組(かみぐみ)の屋台倉で行われている屋台の飾り付けと太鼓の練習を見に行きました。
 佐保神社の秋祭りは、今週末の8日が宵宮、9日(日)が本宮です。伊勢音頭にのって豪華屋台4台が繰り広げる宮入りはその威勢の良さ、勇壮なことで有名です。
 加東市社は佐保神社の門前町でもあり、上組、下組の2台の屋台があります。私は上組に所属していますが、若い頃から太鼓に関わり、今も保存会のメンバーとして関わっています。
 今年も9月に入って太鼓の練習が始まり、毎晩乗り子の小、中学生が若鯱会(保存会の若手の会)の指導を受けながら、「よーいとさのね、どっこいせー、どっこいせー」のかけ声に合わせて太鼓を打っています。若鯱会のメンバーも小さい頃に乗り子を務めてきた者ばかりです。その伝統はこうして受け継がれています。
 9時になると、今度は大人の練習時間になり、若鯱会の若者が伊勢音頭を唄いながら威勢良く太鼓をたたきます。ドンデドン、ドンデドンのリズムは激しく、響き渡ります。大勢の先輩の前で次々と交替しながら太鼓をたたく光景はやはり伝統継承の確かな姿です。
 屋台は昨年からの修理が完成し、飾り金物や垂木、高欄なども修理され、漆塗りとメッキで光り輝いていました。7日夜の前夜祭には、水引とともにお披露目されます。ぜひ、この豪華な上組屋台をご覧下さい。
 倉は加東市社の市街地、社一区にあります。
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