王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日産 カルロス会長が報酬過少申告?}

2018-11-20 06:45:31 | 社会
ゴーン容疑者の捜査で司法取引 特捜部に日産社員協力か
昨日19日夕刻TVのニュースを見ていると速報で日産自動車のカルロス・ゴーン会長(64)が逮捕されたと報じました。
一体なんだと思いましたが東京地検特捜部によれば同氏と代表取締役グレッグ・ケリー氏は「ゴーン会長の報酬をざっと50億円過少申告していた」ことで金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕となったと。

以下の参考記事によれば「2010-2014年度の5年度分の有価証券報告書にゴーン氏の報酬が約99億9800万円だった物を約49億8700万円と過少に記載した疑いだそうです。
何とざっと半額ですよね。

数年前ウエブニュースでゴーン氏の報酬は多すぎないか?なんて記事を読んだ記憶があります。
その額さえ手取りの半額だとしたら大笑いですね。
日産と言うと日本の会社みたいですが株式の43%はルノーが持っていますから堂々たり外資系ですよ。
外資と言ってもVWやベンツでも排気ガスのごまかし等を長年やっていた事がばれて多額の罰金を食らっています。
報酬のごまかしはそれと趣が異なりますが世界企業でもさもしい事をやるという事なんでしょうね。

司法取引2例目になるそうですがゴーン氏は離任の際、日本国政府から旭日菊花大何チャラの勲章はもらえなくなりそうです。逃走部は脱税分をしっかり取り戻してください。


写真:カルロス・ゴーン会長(ネットより)

朝日新聞:
東京地検特捜部は19日、日産自動車(本社・横浜市)の代表取締役会長カルロス・ゴーン容疑者(64)と同社代表取締役グレッグ・ケリー容疑者(62)を金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで逮捕し、発表した。両容疑者は、ゴーン会長の報酬を約50億円少なく有価証券報告書に記載した疑いがある。特捜部は認否を明らかにしていない。特捜部は同日夕、日産の本社など関係先を捜索した。押収した資料などの解析を進める。

 関係者によると、ゴーン会長に対する捜査をめぐっては、捜査に協力する見返りに刑事処分を軽減する司法取引制度が適用された。同社の社員がゴーン会長の不正について捜査に協力したとみられる。同制度は今年6月に始まり、適用は2例目になるとみられる。

 特捜部の発表によると、ゴーン会長とケリー代表取締役の2人は共謀のうえ、2010〜14年度の5年度分の有価証券報告書に、実際はゴーン会長の報酬が計約99億9800万円だったにもかかわらず、計約49億8700万円と過少に記載した疑いがある。
(引用終わり)
コメント
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