王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

自衛隊 「海外派遣ためらわず」 安倍総理

2007-01-13 08:34:49 | 政治
自衛隊派遣「ためらわず」 安倍首相が理事会で表明(共同通信) - goo ニュース

うわー 安倍総理が凄い事を発言しました
12日午前(日本時間午後)ベルギーのNATO理事会に出席し「NATOとの連携を深める事 防衛省の発足で自衛隊の海外活動が本来任務になった事を踏まえ自衛隊の海外派遣をためらわない」と演説した

「自衛隊の派遣は憲法の諸原則を遵守しつつ」との前段があったが話は伝わるうちにそんな前段或いは前置きは欠落する そして欠落して拙い様な話であれば公式の場でしない事が賢明なのであろう
報道のタイトルを見ても「自衛隊の海外派遣をためらわず」である

爺が先に防衛省昇格のエントリーで書いた様に「そもそも憲法9条を遵守したならば自衛隊が軍隊或いは武装集団として国際規格に則り海外で活動する事が危ういのである」

NATOとの連携はアフガニスタンへの派遣が安倍氏の念頭にある様だがNATO軍は既に700人?位の戦死戦傷者を出している

そもそも歴代総理がNATOに近寄らなかったのはNATOが軍事機構であるからである 歴代総理と外務省はその程度の知恵はあった 安倍総理はわざわざ訪問しNATOとの連携強化に言及した 「憲法9条の解釈を巡っては日本国内で沢山の議論がある それを整理しないで海外に軍隊を出すのは実に宜しくない
日本の諺に「自分の頭の蝿も追えないのに人の心配するな!」との一句がある
他人の心配していないで国内の貧乏人の心配をしてください お願いです

共同通信:
ブリュッセル12日共同】欧州歴訪中の安倍晋三首相は12日午前(日本時間同日午後)、ブリュッセルで開かれた北大西洋条約機構(NATO)理事会で日本の首相として初めてスピーチし、アフガニスタンの安定など世界的な諸課題の解決に向け、日本とNATOの連携強化を進める方針を表明した。また、防衛省発足で、自衛隊の海外派遣が本来任務となったことを踏まえ、「国際的な平和と安定のためなら、自衛隊の海外活動をためらわない」との考えを強調した。

首相がNATOとの関係強化を打ち出したのは、東アジアの安全保障問題にNATOの関心を引き付け、国防費が急増する中国や北朝鮮問題に、NATOと協力して対応したいとの狙いもあるとみられる。一方、自衛隊の海外派遣をめぐる積極姿勢に対しては、論議を呼ぶ可能性がある。 (引用終わり)
写真:ロイター NATO理事会で

コメント (6)
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