王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

首相 年頭記者会見

2007-01-05 08:09:47 | 政治
憲法改正 参院選の争点に 首相年頭会見(産経新聞) - goo ニュース

安倍総理が昨日朝10時に年頭記者会見をした 内容よりも約26分の会見を冒頭説明8分質疑応答に残り時間を割いた事が話題となっている 年末の記者会見で安倍総理がしゃべりすぎ質問打ち切りになったやり方を反省したとの事
この後お伊勢参りにゆく時間が迫っている為の措置らしい でも早口で喋る位なら5分前から始めてでもきちんと語るのが本筋でないか

既に原稿で年頭所感が発表されているから話の内容はそれと「外れた話」があるべきも無いが
報道によれば主題は「参議院選挙の争点」に憲法改正を取り上げた
「消費税率の見直し(引き上げ)」は秋以降との事で参議院戦での議論を避けた

25日予定の通常国会では憲法改正に向けた「手続き法」の議論の深まり、社保庁の解体、教育再生の関連法の成立に意欲を示した
又記者質問の一つ:松岡農相の秘書の「NPO法人認可に対する口利き問題」ははっきりと否定した---これが後日重く効いて来なければ良いのだが

お伊勢参り後の記者会見の話「皇室典範改正は急がない」「道州制の導入には前向き」の様である

マスコミの論評では「庶民の関心」は雇用や賃金の増加、年金の安定を始めとする社会保障制度の質の向上にある 爺も当然その一人だ

「経済成長なくして(税の)増収なし」としているが僅か年率2%ばかりの伸びは危うい 日本の金利が国際水準の方向に動き(上がり)、円安ドル高を是正すれば直ぐ輸出に陰りが出る 米国の景気が悪くなっても同様だ 内需の要である個人消費を支える事を忘れている安倍総理は手酷い反撃を受けるであろう
本来は景気の如何に関わらず行政・財政改革を厳正に行い年間50兆円の範囲で国政を賄う様に官の無駄を省かねばならない そしてその余力を個人の減税に向けるのが正道なのである

産経新聞:
安倍晋三首相は4日、年頭にあたり首相官邸で記者会見し、「わたしの内閣で憲法改正を目指したいと、当然、参院選でも訴える」と述べ、憲法改正を夏の参院選の争点に位置付けて戦う考えを明らかにした。戦後体制からの脱却を目指す「安倍カラー」を鮮明に打ち出し政権の求心力を取り戻す意欲を示したものだ。衆参同日選に踏み切る可能性については「現在は全く考えていない」と否定した。

 首相は「今年は美しい国に向かってたじろがず一直線で進む覚悟だ」と諸課題に取り組む決意を表明。参院選には「自民党総裁として、内閣の責任者として常に勝利を勝ち取る気概で臨む」と強調した。ただ、消費税率の見直しは「抜本改革について、今年の秋に議論しなければならない」と参院選での争点化は避けたいとの認識を示した。
 25日召集予定の通常国会への対応では、憲法改正に必要な手続き法である国民投票法案をめぐり「与野党間で議論が深まることを期待したい」と成立に強い期待感を表明。社会保険庁を「廃止、解体、6分割し、徹底した効率化を図る」と社保庁改革関連法案の成立を期し、教育再生でも「具体案を責任をもって取りまとめる。必要な法改正は、通常国会に提出する」と強調した。(引用終わり)
コメント (4)
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