最近、気になるのがアスリート選手たちの過重トレーニングとボディケアが軽く見られている点です。
例えば、水泳の池江璃花子選手の白血病や萩野公介選手の19日からのスペイン合宿も体調不良のため急きょ取りやめになり、卓球ブームもあって伊藤美誠選手などが小さい頃からの夜遅くまでの長時間練習が今話題になっており、やはり、メダル獲得の為だけの過重なハードトレーニングや幼少期(3歳~9歳)からの運動能力の重要性ばかりが注目されがちですが、選手たちの定期的な健康チェックやボディケアが疎かにされているのが気掛かりです。
誰もがそのようなハードトレーニングに耐えられる体を持っている訳ではなく個人差があり、昔のような根性論だったり体罰などが称賛される古い慣習とは違って、現在はスポーツイノベーションの発達により科学的・医学的な分析が主流となり、個人の運動能力を判断するために染色体を調べ、無理のない個人にあった練習メニューがjリーグ、いわきFCチームで取り入れられています。
若年層の選手が多く出て来ることは嬉しい限りですが、やはりアスリートの過重トレーニングとボディケアは指導する側がもっとも考えるべきテーマのように思えた。