日本語は、とっておきのスパイスになり、日本語の持つ美しい響きや言葉の持つ微妙な意味が心を豊かにしてくれるようです。
そこで、小山薫堂著書の「恋する日本語」より古い日本語を片っ端からリストアップしてみた。
その中で気になった漢字が、次の涵養・気宇・赤心だったのです。
【涵養(かんよう)】・・・水がしみ込むように、少しづつ養い育てること。
一度に持ち切れないほどの
花束をくれるよりも、
1本の花を毎日くれる人の方がいい。
恋は積み重ねた方が頑丈だから。
【気宇(きう)】・・・こころの広さ
朝寝坊をしたある女性が
慌てて電車に飛び乗った
マズイ!1時間の遅刻・・・。
その時、携帯電話に彼からメールが届いた。
「只今、キャンペーン期間中!
1時間まで無料で待ちます。!
遅刻するなら、是非この機会に!」
【赤心(せきしん)】・・・人を心から信用して、全く疑わない心。
同窓会で昔のボーイフレンドと再会した。
帰る方向が一緒だったので
タクシーでうちの前まで送ってもらった。
着いたところで、偶然今の彼とはちあわせ。
彼は私に尋ねることもなく
ただお帰りと笑顔で迎えてくれた。
私は彼のそんなところが大好きです。
この3つの漢字の意味とストーリーが、自分を戒める意味で心のビタミン剤になった。