秋の代表的な花の一つ、トリカブト はたくさんの似た種類がありなかなか難しいものです。
「分かりません。」ですましていましたが多少でもわかるように勉強たいと思います。
まずは、図鑑やHPでチェックしてみました。
色々な方がネット上にトリカブトをアップしていますが沢山の種類を撮っているぞ、とか、
こんな珍しい種類を載せています。とかの自慢ばかりのところもありますが、
私が参考にしている所を紹介します。トリカブトの分類の方法を詳しく参考となるところです。
◎野山の花たち -東北と関東甲信越の花-
http://hanatachi.sakura.ne.jp/pl1a/kinpouge/kinpouge_ap3.html#torikabuto
◎植物検索システム・撮れたてドットコム
http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/column/aconitum.htm
分類するためには花の構造などを知っていないといけません。
というわけで 今回は トリカブト の花のつくりに付いて勉強してみました。
知識は図鑑などの本などで得られますが1番は実物をしっかり観察することだと思います。
ということで分解してみました。
紫色の花弁のように見えるものは実は花びらではありません。
がくなのです。
上の帽子のようなのが頂がく片 横の2枚が側がく片 下に出ている2枚が下がく片 といいます。
頂がく片はヘルメットとも呼ばれます。
変わった形の花弁は距がくるっと丸まった形でかぶとの中に入っています。
距の中に蜜が入っているので蜜弁とも呼ばれるんだそうです。
かぶとや花弁の形も分類のポイントになるそうです。
花柄の毛の状態も良く観察しておかないといけないようです。
今回花を分解してみて気づいたことがあります。
雄しべ
曲がって収まっているようですが、花粉を出す頃には伸びて真っ直ぐになり
役目を終わるとまたくるっと後に丸まるみたいです。面白いものですね。
雄しべを除くと中の雌しべが見えてきます。
四国の剣山、今頃は咲き始めてるでしょうね。
夫は今年、まだ行ってません。