名前は同じナズナですが属も花色も違うので間違うことはないと思います。
撮影日 2015.3.15: 群馬県
ムギ栽培の伝来と共に日本に渡来した史前帰化植物と考えられています。
別名ぺんぺん草とか三味線草と呼ばれることもあります。
高さは20 ~40cm程度。白い4枚の花弁を持ち直径3mmぐらいの小さな花を多数穂状に付ける。次々に花を咲かせる無限花序で、
下の方の花が終わって種子が形成される間も、先端部では次々と
開花していきます。
果実は特徴のある軍配型。(三味線の撥(ばち)によく似ている)
名前の由来は、夏になると枯れる、夏無(なつな)からや、撫でたいほど
可愛い花という意味、撫菜(なでな)からなど、諸説あるようです。
可愛い花という意味、撫菜(なでな)からなど、諸説あるようです。
春の七草のひとつで食用になります。
撮影日 2015.3.21: 群馬県
こちらも花がたくさん咲いていました。
イヌナズナ (犬薺)<学名:Draba nemorosa >
アブラナ科 イヌナズナ属 越年草
アブラナ科 イヌナズナ属 越年草
草丈10~30cmになる越年草
多くの場合、下部から茎を分けて、斜上またはほぼ直立させます。
葉は長さ1~4cm、幅7mm~1.5cmほどの長楕円形で、
葉縁にやや波状の粗い鋸歯があります。
多くの場合、下部から茎を分けて、斜上またはほぼ直立させます。
葉は長さ1~4cm、幅7mm~1.5cmほどの長楕円形で、
葉縁にやや波状の粗い鋸歯があります。
春から夏にかけて、各茎頂に密な花序に径3mmほどの小さく黄色い
四弁花(十字花)をつけます。
果実は、扁平な長楕円形状
ナズナに似ていて、違うので「似て非なるもの」の「非(イナ)」から転訛してイヌナズナとなったようです。
「イヌ」の名は「役に立たない」ことから「イヌ(犬)」であるという説明もあります。
「イヌ」の名は「役に立たない」ことから「イヌ(犬)」であるという説明もあります。
有毒ではないようですが、食用にはしないようです。
種子を利尿や咳止めとして用いることもあるようです。
種子を利尿や咳止めとして用いることもあるようです。
どちらも花はちっちゃいですが綺麗なものなんです。
ナズナの花
イヌナズナの花
同じアブラナ科ですから菜の花(アブラナ)と作りは同じですね。
比較してみましょう。
ナズナの葉はタンポポのように切れ込み
イヌナズナは切れ込まないです。
葉の形はまったく違います。
イヌナズナは毛深いようです。
イヌナズナは切れ込まないです。
葉の形はまったく違います。
イヌナズナは毛深いようです。
色は違いますが造りは同じですね。
ナズナの果実は軍配形です。
子供のころ、この実を切れない程度に下に引っ張り、
ブラブラ状態にして振り音を出す遊びをしたものです。
綺麗な菜の花ですね。
ナイス。
ナイス!です