![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/9d/4da8c9b1a373857a3d9940216f7380e4.jpg)
先日の6カ国協議以降、この国の外交は孤立感を深めている。各国が協調して対北朝鮮政策を実行しようとしている時に、「拉致」問題が棘としてのど元に刺さっているようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/atten.gif)
和田春樹氏は、「拉致問題ー解決への道」(別冊sekai764号)で、興味深いが、この国の世論の大勢とは異なる見解を示している。
2002年9月17日、小泉首相は、金正日の拉致と工作船派遣に対する謝罪を受け入れて、平壌宣言に署名して帰国した。当初は、この結果を被害者の家族も受け入れる方向に向かい、世論も小泉訪朝を支持、評価した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
しかし、9月19日救う会全国協議会の緊急声明で、救う会の幹部が、事態を逆転させる論理を編み出した。
「北朝鮮の情報には根拠がない。日本政府も事実かどうか確認していない。従って生存している可能性がある。日本政府が家族に死亡を伝えたことにより、現在も生きている被害者が殺されてしまう危険が高まっている。」との支離滅裂な論理で。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_2.gif)
さらに、2004年12月、横田めぐみさんの遺骨の鑑定の結果を細田官房長官が発表した際、新たな政府見解が付け加わった。
「真相究明、生存者の帰国要求、対応が無ければ厳しい措置をとる。」とした上に、「生存している行方不明者、安否不明者については、生存しているという前提で帰国を要求する」と付け加えた。ここから、「全ての被害者は生きている」という現在の論理が始まった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_1.gif)
この国の外交は、交渉を断絶して、体制転換(北朝鮮の崩壊)を通じての問題の解決という路線を進んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
さて、家族を奪われた者の悲しみ、怒りは想像もできないほどつらいものであろう。安易な同情のレベルを超えていると思う。
そのことを、前提としながらも、家族会の主張、行動は、被害者としての範疇を超えていると感じる。極めて政治的である。否、政治的に利用されている。利用されている点からは、彼らは2重の被害者であると思う。
今後の東アジアでのこの国の位置を考えると、もう少し冷静な対応が必要と思うが、加熱した世論は、拉致問題への異論をタブー化している。
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「アジアの片隅で、このままずっと生きてゆくのかと思うのだが・・♪」
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和田春樹氏は、「拉致問題ー解決への道」(別冊sekai764号)で、興味深いが、この国の世論の大勢とは異なる見解を示している。
2002年9月17日、小泉首相は、金正日の拉致と工作船派遣に対する謝罪を受け入れて、平壌宣言に署名して帰国した。当初は、この結果を被害者の家族も受け入れる方向に向かい、世論も小泉訪朝を支持、評価した。
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しかし、9月19日救う会全国協議会の緊急声明で、救う会の幹部が、事態を逆転させる論理を編み出した。
「北朝鮮の情報には根拠がない。日本政府も事実かどうか確認していない。従って生存している可能性がある。日本政府が家族に死亡を伝えたことにより、現在も生きている被害者が殺されてしまう危険が高まっている。」との支離滅裂な論理で。
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さらに、2004年12月、横田めぐみさんの遺骨の鑑定の結果を細田官房長官が発表した際、新たな政府見解が付け加わった。
「真相究明、生存者の帰国要求、対応が無ければ厳しい措置をとる。」とした上に、「生存している行方不明者、安否不明者については、生存しているという前提で帰国を要求する」と付け加えた。ここから、「全ての被害者は生きている」という現在の論理が始まった。
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この国の外交は、交渉を断絶して、体制転換(北朝鮮の崩壊)を通じての問題の解決という路線を進んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/eq_2.gif)
さて、家族を奪われた者の悲しみ、怒りは想像もできないほどつらいものであろう。安易な同情のレベルを超えていると思う。
そのことを、前提としながらも、家族会の主張、行動は、被害者としての範疇を超えていると感じる。極めて政治的である。否、政治的に利用されている。利用されている点からは、彼らは2重の被害者であると思う。
今後の東アジアでのこの国の位置を考えると、もう少し冷静な対応が必要と思うが、加熱した世論は、拉致問題への異論をタブー化している。
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「アジアの片隅で、このままずっと生きてゆくのかと思うのだが・・♪」
論理がまかり通って、それが世論を支配していると
いうことは奇妙で、荒唐無稽です。何時まで
「拉致問題の解決」などと言い続けるつもりなのか、
馬鹿々しくて話になりません。「いい加減にしろよ」
と言いたくなります。
横田のおやじさんも、政治的に利用されていることにようやく気付き始めたみたいですが、かあさんが頑固なのでしょうか。
家族会の面々も、マスコミの露出が多く、それぞれの個性まで出てしまっていて、何か役者が揃ったなあという印象を持ちます。
管理人様の御意見には概ね賛同しますが、
tom様のコメントに反論させて頂きます。
貴殿は在日の方ですか?。それなら何も
申しません。言っても無駄だからです。
貴殿が日本人なら、お考えは間違っていると
言わざるを得ません。拉致問題は解決して
いません。殆どの日本人はそう思っている筈です。
解決していないから、拉致問題の解決を望むので
あって、何が馬鹿々しいのですか?「いい加減にしろ」とは何を指していっておられるのですか?。
貴殿の御家族が北朝鮮に拉致されていても、同じ
ことが言えますか?もう一度よくお考えになった方がよいと思います。
早速御返事いただいたのに返事が遅れ
申し訳ありません。私は「晴歩雨読」の気ままな
独り暮らしの老人です。宜しくお願いします。
拉致問題は「5人生存、8人死亡」でケリがついて
居たはずなのに、どうして生き返ったのでしょうね。
拉致問題で国民の善意を食い物にしている連中が
引き伸ばしているという理論もあるようですが、
何とも言えません。拉致被害者の家族の方はお気の毒です。
それを利用するなんてとんでもないことです。
横田早紀江さんはめぐみさんの生存を確信しておられるのに
怒りを北朝鮮にぶつけておられるのも、おかしいですね。
まあ早く(早くもありませんが)解決する事を祈りましょう。
当ブログ始まって以来の盛大な論争を期待しております。
私は、拉致問題は、日朝間の重要な課題のひとつと捉えておりますが、これが全てとは思っておりません。
また、東アジアの片隅のこの国が、末永く生きていくためには、周辺国と仲良くすり以外にないと思っています。
従って、無用に北朝鮮を追い詰めて孤立化させ暴発を招くようなことは避けるべきで、何とかアジアの仲間の中に軟着陸させる道を模索すべきと考えています。
新潟まで匂ってきたんだってさ。
『鈍想愚感』のブログのコメント欄に
書いてあるわよ。読んで見るといいわ。
チャチャ入れるのには、持って来い
じゃないかしら。
私は、この国で繰り返し伝えられるイメージほど金正日は間抜けでもアホでもないと思います。
親の七光りはあるにしても、したたかに権力闘争を勝ち抜き、自立できないものの曲りなりに外交もこなしています。
この国のように、米国のポチよろしく主張のないリーダーとは違うと見ています。
私は人様のブログに書き込むだけじゃ
つまらないので、自分でブログを
開設しました。そこでお尋ねするのですが、
① ブログの記事の字が貴方のは大きいけど
私のは小さいのです。これはテンプレート
の関係でしょうか?(コメント欄は同じ)
② コメントは多いほうがよいと思われますか?
(私は多いほうがよい)
テーマに関係の無いことを書きましたが、
お答えいただければ幸せです。