ロイヤルホストのホットケーキが美味しいと聞いて南郷15丁目店に。メニューにはパンケーキとなっており一枚ずつ丁寧に焼いていますとある。冷凍モノをレンジでチンでは無いという意味か。
ホットケーキとパンケーキの違いはわからないが、ケーキの厚みが違う、ホットケーキは2枚載せ、パンケーキは3枚、味や風味に違いはなさそうである。
5軒でホットケーキを食べたが、これまでの第1位は六花亭、第2位は雪印パーラーといったところかな。六花亭は、小麦にこだわりがあるということで生地が細やかな感じがした。雪印はホイップクリームが良く合った。
『資本の<謎>』(デヴィット・ハーヴェイ著 作品社 2012年刊)
第1章から第4章まで(2008年恐慌の全体像とその資本主義的起源)を簡単にまとめてみる。
第1章「なぜ金融恐慌は起こったか?」では、2008年金融恐慌(リーマンショック)の起源は、資本の運動そのものに内在する制限/障壁(バリア)にある。資本は、運動する過程であり流れであるが、その流れを妨げる固有の閉塞ポイントがある。
第2章「どのように資本は集められるのか?」では、生産過程は貨幣資本の集積から開始されるが、その集積に制限が内在する。
第3章「どのように資本は生産をしているか?」では、生産過程においては、貨幣資本をもって生産手段と労働力を入手しなければならない。生産手段では、自然の限界が資本の限界として現われる。労働力では、相対的過剰人口、地理的移動といった問題に直面する。また、技術と組織形態、労働者の統制といった問題も障壁となる。
第4章「どのように資本は市場を通るのか?」では、市場において資本は自己の価値を実現することになるが、ここでは有効需要と市場問題が制限となる。
これらの制限が資本の流れをせき止めとめるとき、それは恐慌となって爆発する。さらに、恐慌を回避する努力自体にも制限を作り出す傾向が本質的に備わっている。