晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録』

2009-06-14 15:00:33 | Weblog


 今週も週末は雨かよ、走り込みができない、昨日の朝は、右足ふくらはぎの痙攣で起床、軽い肉離れ状態なのでどうせ走れないか。



 『黒い手帖 創価学会「日本占領計画」の全記録』(矢野絢也著 講談社 2009年刊)

 オドロオドロしい表題につられて購入、内容には取り立てて新しい事実は無い。週刊誌その他でこれまで報道されてきたことの焼き直し。元委員長が出版したということだけが真新しい。

 矢野氏曰く。数十年にわたる国会活動を記録してきた手帳を元議員たちに奪われたのだそうだ。そこには、たくさんの秘密が書いてあるのだそうだ。でも、この本には書いていない。あなたには、記憶というものが無いのか?思わせぶりだが、書く気がないのだろう。(奪われたのか、差し出したのかは、係争中)

 矢野氏曰く。組織に反旗を翻すと、恫喝がひどいのだそうだ。それは、どんな組織でも会社でも内部情報があるところならあったりまえの常識です!

 矢野氏と学会の間では係争中だそうだが、私の推測だが、この著書の出版にあたっては、ある程度の手打ちができているように感じた。それ程、どうっていうことの無い中身なのです。

 それにしても、アジア的というか、北朝鮮の個人崇拝体制、宮本日共時代の異端派排除の歴史、筆坂某が日共を除名されて批判本を書いていたが、批判のレベルの低次元さ、本当に良く似ている。理論や思想の次元でなく、組織への忠誠や個人感情による批判に終始してしまうこの政治家たちの低レベル。






 
コメント (1)
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