晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

町田市立国際版画美術館 (旅1)

2007-11-07 20:41:06 | Weblog
 週末に思いつきで関東方面に行きました。全く計画無しのウロウロ旅行です。



 町田市立国際版画美術館は、夏に澁澤龍彦展でここの所蔵品が多く出品されていたので、立ち寄りました。

 一自治体が随分と立派な美術館を持ち、たくさんの(19,000点)コレクションを集めたことに驚きました。あえて言えば、絵画より版画の方が量産されるため、比較的安価なためでしょう。

 
 1987年に開館し20周年を迎えた同美術館では、「木版画東西対決~仏教版画から現代まで~」という企画展が行なわれていました。中世のキリスト教を題材とする版画から、ムンク、マチス、ピカソときて、現代のマン・レイに到ると段々と抽象度が上がって私には良くわからなくなってしまいました。


 知らない街を歩き、初めて入る建物の中で、数百年も昔に製作された作品を観ているその時間は、日常を忘れ、日頃使っていない感覚で、作品から自分なりに何かを感じようとする、不思議な時間でした。

 



 
 
 
コメント
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