ある講演の後、実行委員として、講師の辺見氏を囲んで
懇親会を持った。
黒いハンチングを被り、無精髭をはやし、「家には帰らない、
ドヤで暮らしている、公安にマークされている。体はボロボロ
だ。でもやらなくてはならない。」
ポケットから、米軍がアフガニスタンで使用したクラスター
爆弾の破片を取り出し、傍に落ちれば人間の肉を必ずえぐる
ような、その形を説明してくれた。
辺見氏の文章は、使う語彙が多く、それが絶妙な繋がりを
持つ、文章の巧みさだけでなく、彼の社会を語るその正義感は、
この国に絶望的になりそうな読者に勇気を与えてる。
今どき、真に真っ当な書き手である。
脳出血と癌に侵されていると聞く。
辺見氏の一日も早い復帰ともっともっと彼の作品を読みたい。
懇親会を持った。
黒いハンチングを被り、無精髭をはやし、「家には帰らない、
ドヤで暮らしている、公安にマークされている。体はボロボロ
だ。でもやらなくてはならない。」
ポケットから、米軍がアフガニスタンで使用したクラスター
爆弾の破片を取り出し、傍に落ちれば人間の肉を必ずえぐる
ような、その形を説明してくれた。
辺見氏の文章は、使う語彙が多く、それが絶妙な繋がりを
持つ、文章の巧みさだけでなく、彼の社会を語るその正義感は、
この国に絶望的になりそうな読者に勇気を与えてる。
今どき、真に真っ当な書き手である。
脳出血と癌に侵されていると聞く。
辺見氏の一日も早い復帰ともっともっと彼の作品を読みたい。