山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

王滝SDA 120km 完走!

2010年09月20日 | 自転車2

 スタート地点に並べられたMTB 赤ゼッケンは120km 黒ゼッケンは100km №18はゲンゴロウ、№19はヒデちゃん、№20は店長

今年もやってきました・・・。毎年参戦しているこのMTBのイベント。
木曾檜の産地である御嶽のお膝元長野県王滝村の山に巡らされた完全未舗装の林道を走るレース!
42km(479名)、100km(945名)、120km(62名)のカテゴリーに分かれていて、もちろんボクの走った120kmは最高峰のとても厳しく辛い。(  )内は出場した選手の数。
60名という少なさから、とてもとても厳しいということがうかがい知れる。でも08年リタイヤ!09年パンク3回したけど完走!そして今年も完走!した。

 
 テントを設営しMTBの調整したりゼッケン付けたり。青ゼッケンは42km!      明日は頑張るぞ~快適なキャンプサイトでみんなと

 
 大会前の前夜祭がそろそろはじまるよ!ここで要綱やコースの説明、そしてビール!いっぱい頂きました。     前夜祭から帰ってきてここでも宴会!!

9/18朝、いつものように、職場のH田、Y川先輩の車にテントや自転車等を詰め込み勝山を立つ。4時間半くらいで到着し、準備や受付をし、まったりと過ごす。先輩は車中泊で、ボクはテントを張った。昨年お世話になったLJさんやすこさんとお会い出来た!あしたもよろしくお願いします~!
夜はパスタ2人前作って食べる!一応カーボローディング。もちろんビールもたくさん飲んだ。10時には床に着く。翌朝、3時起き昨日の残った食糧や、ゼリーなどお腹に詰め込む。今日は120km走るしどれだけカロリー消費するか分からない。いっぱい食べとかなくちゃ。そしてトイレに並ぶ。
自転車をスタート地点に並べる。早くも100台は置かれている。(基本的に100kmと120kmは同じところを走るので。)
そして5:40神主が現れ、祈祷、全員で御嶽の山頂に向かい2礼2拍手1礼し、本日のレースの健闘をお祈りする。
 
 物凄く並べられた自転車!中には100万円をゆうに超すものも・・・欲しいな~      濁川の橋で記念撮影!バックは御嶽!だよ

6:00スタート!「プワァ~ン」といった気の抜けた号砲が鳴り響く。さぁ・・・これから長い長い自分との闘いが始まるのだ。昨年の記憶が脳裏をかすめ心が熱くなる。これが青春だ!村内を先導車の後を走りパレードラン。5km過ぎたところで林道に入る。鈴ヶ沢沿いの林道は荒れていて、落車する選手が多くその都度渋滞になる。早くもパンクしている人を発見!12km程登ると下り基調になる。フルサスの選手はガンガン攻めている。転んでいる人もいる。痛そう・・・。ガレガレの激下りを過ぎ丁字路を右折し登り基調。濁川の橋で記念撮影し再び跨る。ここからCP1まで一気に駆け上る。既に十数台のパンクを目撃。CP1(35km地点)には3時間以内に到着。レーション摂って跨る。ここから王滝川、三浦貯水池までアップダウンが繰り返しよく覚えていない。無難に走る事に。湖畔を走り、CP2目指し標高差300mを一気に登る!これが通称「無限坂」と言われるのだが甘い!120kmは後でそんなの比較にならない厳しい登りがあるんだよ~今回はパンクなどのメカニカルトラブルで路肩で修理している選手は30名ほど居た。例年より多い気がした。
CP2(65km地点)でLJさん達にお会いし、リヤディレーラーが泥や砂が詰まり調子が悪かったのでOILを貸してもらう。これでバッチシ!ありがとう~またここから登りが延々と続く。標高1630mの最高地点を後にし、後は下り基調のアップダウンでCP3(79km地点)へ、ここで100kmの選手は2回登って下ればゴール。でもボク達120kmはゴール手前で進路を左の林道にとり、20km余分に走らなければならない。これが王滝最大の難所!標高差700mを8kmの悪路を走って登らなきゃいけない。平均勾配約10%だ。疲れ切った体に鞭打ち、100kmのゴール地点から聞こえてくるアナウンスを背にひたすら登る。昨年は独り旅だったけど、今回は再びLJさんに出合う。延々と続く悪夢のような登り。そしてやっと尾根の向こう側に出たら下り!やった~2kmほど下ると、さっき走った100kmのコースに接続。ここの係員の方に激励され、それに応え下り!もうあと1箇所しか登りは無い。体の痛みも忘れぶっ飛ばす。そしてゴール付近の走りやすいダートを漕ぎ120kmゴール!やった~~~!!!
 
 ゴール後、家族といっしょに!迎えに来てくれてありがとう!          一息ついたところで母と!家族の理解あって出来るんだと思う。感謝!

ゴールのところで、カミさんと源次郎、母がボクを迎えてくれた。そしていつも行く自転車のショップの皆と握手を交わす。ありがとう!(職場の先輩は42kmで早く終わり、地元の祭りに出席しなくてはならず先に帰りました。そして)
ヘロヘロに疲れたけど、心はとても満たされ、120kmの悪路を共に走ってくれた愛車「COMMENCAL SUPER NORMAL 05」に感謝の意を伝えた。

今年も王滝SDA最高峰の120kmに出場でき、完走することが出来、嬉しかった。ロードで走る120kmと違い、全て悪路の林道のアップダウン(累積標高差(登り)3000m)はかなり厳しいものが有る。集中力を切らしたら転倒やパンクなどのアクシデントに見舞われる。マウンテンは厳しいな~!

帰りは迎えに来てくれた家族と一緒に高山市の居酒屋に寄り晩御飯を食べた。もちろん生ビールが最高に旨かった!!

最後に・・・この大会、本当は120kmに出場するつもりでいたけど、エントリー料金12000円を期日までに振り込む事が出来ず(うっかり忘れていた)、事務局に問い合わせたところ120km参戦は不可と言われ、追加募集の100kmは大丈夫と言われ、100kmのエントリー料10000円を現金書留で送った。でも・・・なんと後日届いた大会の要綱、出場種目には「120km」と記載されていた。100km走る気でいたボクだけど、2000円タダで走れるのだからと、内心ラッキー&走れるかな~と悩んでいた!そして不安!も有ったけど、今になってみれば完走できたし儲けた~!ラッキーと思っている。
でもなんで人間ってこんなに辛い事を求めてお金を払ってまでこんな事をするのかな!?

コメント (11)
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