山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

沢での事故

2012年09月01日 | 沢登り2

 冷たい水だったけど澄んでてキレイでした。

今日は福井山岳会のメンバーと5人で沢登りに行きました。場所は岐阜県の川浦谷本流です。前に行った海ノ溝洞の本流です。
板取キャンプ場から入渓し進みます。が、途中の急流をロープ張って渡渉する際に1名が左足を負傷。そのまま渡渉を終え患部をうかがうと、骨折が疑われる。ここで本日の遡行は中止とし、皆で協力して沢を下りました。
安静な体勢をとり、患部の状態を見ると、左足の腓骨(近位)を骨折しているので、各自ザックのフレームを抜き出し、これを副木(シーネ)としてテーピングで膝関節上から固定しました。
その後、近くの消防署へ電話し、本日の整形外科対応の病院を訊き、病院へ連絡を入れてから、車で搬送となりました。
レントゲン等、診察の結果、腓骨の単純骨折(全治1ヶ月)と診断され、処置後病院を後にしました。
 
 川浦渓谷!いつ来てもキレイですが増水時には要注意!!(N井さん)      道から見下ろした本流。

 
 夏は沢に限ります。          あまり日は差さないけど

今回の事故は、山岳会メンバーの適切な対応により事故後の処置、行動も適切でありマニュアル通りできたと思います。下界と違って山では様々な介助を受けることが難しく、セルフレスキューの技術が必要となってきます。
この経験を更に糧として今後も生かしていきたいと思います。更に自分自身の仕事にもね。
 
 ここで引き返しです。             病院にてギプス処置後の様子。松葉杖です。

普通の登山道を登る山登りと違って、こういった形態での登山において単独で登ることの危険性を感じつつ、山岳会などで定期に行われる救助訓練等には参加しスキルアップに励むべきと実感しました。

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6 コメント

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Unknown (YAMA)
2012-09-03 16:12:35
ゲンちゃん、こんちゃあ♪
ありゃりゃ、大変だったんですね。
むか~し、私も沢で膝を骨折して、1ヶ月以上
入院しました。でも体はピンピンしていて、
入院中病院の横の居酒屋に通っていました(笑)

適切な処置、すばらしいです!
早く良くなると良いですね。
Unknown (ゲンゴロウ)
2012-09-03 18:51:13
YAMAさんこんばんは!
ヤッパシ山での事故は怖いですね。昨日も知人が剱岳で骨折して防災ヘリのお世話になりました。(新聞に載りました)
ボク達はヘリなどの公的機関の世話にならず、セルフレスキューできたので良かったですが、場所によっては下山に長時間を要したかもしれません。
山では常に慎重に安全に登りたいなと実感しました。
早く完治してまた一緒に登りたいと思います!!!
王滝SDA近づいてきましたね・・・
Unknown (Fumi)
2012-09-04 20:51:44
長く山をやっていれば、様々な事が起きるでしょうね。
そしてその場面も千差万別、ケースバイケース。
私も改めて身の回り、足元を見つめなおして、セルフレスキューについて考えなければと思いました。
これからも長く楽しめるように、
気を引き締めてゆきたいです。
技術も、ですね。^^
Unknown (goto)
2012-09-05 19:41:07
げんさんの今回の記事は私も考えさせられました。山スキーの楽しさばかりをつい追求ばかりしてしまいがち、また雪崩の危険等についての対応ばかり眼に行きがちですが、おセルフレスキューは実は一番大事ですね。そしてそれを知っているだけではなく、実践できることも。私もできるだけ機会を見つけてセルフレスキューの講習会を参加したいと思います。またそのような講習会の情報もあったら、是非教えてください。(消防書でもしてくれるような?と聞いたことあります。)そしてなにより人を助けるだけの体力も!!ですね
Unknown (ゲンゴロウ)
2012-09-06 19:59:43
Fumiさんこんばんは!
今回のケースはボクが当事者であり、いろいろ考えさせられる事例となりました。
いつもは助けに行く立場なので、これを経験し、今まで相手の事など配慮に欠けることをやってきていたのだと実感しました。
今後もこれを糧に精進しなくてはと考えさせられました。
要救助者の立場や気持ちを考えることの大切さを知りつつ、もっと山に登りたいなと強く実感しました。
Unknown (ゲンゴロウ)
2012-09-06 20:04:30
gotoさんこんばんは!
今回は沢登りでしたが、山スキーも危険でいっぱいですよね。
雪崩がその代表格ですが、滑落や激突、ルート喪失による遭難など様々なリスクが伴いますよね。
でもこれらを一概にDANGERといった括りに縛らず、risk managementとして自分たちが管理できるようにしなきゃいけないなと思いました。
また山スキーご一緒させてくださいね!

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