簡単に登れそうな滝も水量のお蔭で難しくなります。
今日は平日。最近、土日は仕事や家族等の行事で沢に行けなかった。しかも、連日の豪雨で仕事も忙しく中々行けずじまい・・・
今日はやっと一日フリーとなったので、早速、ボスと沢に行ってきました。本当は、白山の大嵐谷支流に行くつもりだったけど、連日の豪雨で大増水しているだろうから、地元の沢に行く事になりました。
でも、今朝、またゲリラ豪雨があって、沢は増水しまくってました。
水量が多く、いつもなら楽に行ける滝も難易度は一気に上がりました。 ずっとシャワークライムだったので「カッパ」を着て・・・
20m滝です。大迫力でした。マイナスイオン全開って感じです。 20m滝を横から
飛沫を受けて登ります。ホールド、スタンスを探しながら・・・ 写真:ボス
林道手前に車を停め暫くして支流に入ります。如何にも北陸の沢!?といった感じでこじんまりとしており、水流の両岸は杉の植林地です。でも、ゴーロが主体ではなく岩盤が発達した谷で、手頃な滝がいくつも現れ、その殆どをフリーで登ることができました。でも、一箇所、この沢には似合わない物凄く20mくらいのデカいハングした滝が現れ、水流が多いことも相まって飛沫の風圧に押し倒されそうになります(ちょっとオーバー)この意外な発見に感動。さらにそのすぐ上に滝は続きます。ヤッパシ沢登りは楽しいな。
岩盤が良く発達してました。 日の当たるところで休憩です。
岩盤が発達!! 写真:ボス
そのあとも、滝は続き、谷を詰めていきますが大雨で増水したお蔭で中々水量は減りません・・・。でも、何だか前方が急に明るくなり、岩塊が増えてきます。ひょっとして・・・ヤッパシ・・・林道に出ました。地形図上では林道は無いのに、ここまで延びてきていた。当初沢を詰めて支尾根を越えて別の沢に下りようと思っていましたが、このまま林道を歩き、当初予定していた谷を下りました。
下ります。
デカい樋滝が豪快に流れ落ちています。 水量が少ないと迫力無いんだろうけどね
帰りの谷も、岩盤がよく発達しており、デカい樋状の滝が連なります。逆コースを辿ると面白かっただろうと思いつつ、いつの間にか堰堤のバックウォーターに出、林道に飛び出しました。その後は梅雨上がりのような眩しい太陽を受け車のもとに帰りました。
半日コースのこの沢。ここら辺の沢は岩盤が良く発達しており、見応えのある大滝有り、とても楽しませてもらいました。
今日入った沢は、過去に記録が無いだけに、当たり外れを気にしてしまうところですが、藪っぽかったけど、「当たり!」でした。水量が多く迫力が有ったのもその要因の一つかな。
下界は茹だるような暑さだったけど、沢の中はその暑さも忘れさせてくれました。
浄法寺山の周辺は砕石場があり、
谷は岩盤がよく発達しているんですよね。
最初に行ったときは水量が多くて
面白かったですが、横に林道ができてから
ダメになったような?
お疲れさま~♪
浄法寺山周辺は急峻な地形で谷に入ると岩盤が良く発達している事が分かりますネ。
今の時期やっぱし沢登りですネ。
記録に無い支流に入ってみると、意外な発見が有って、これも沢登りの面白いところです。