ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

こういうのは許されるのだろうかーインターネット時代の錯誤ー

2005-10-09 19:47:00 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに日記を書きたくなった。原因は、ずっきんさんの「なんか腑に落ちない錯誤」を読んで、なんか腑に落ちない錯誤というレベルではなく怒りが湧いてきたからだ。昨日も知人でホワイトバンドをしている人を見た。この方もホワイトバンドをすることにより何かしらの寄付になると思っていたと思う。私自身も購入はしていなかったが、なんとはなく世界の貧しい子どもを助けるために寄付行為の一環だろうと思っていた。

ずっきんさんのブログを読むと、zakzakの2005年9月22日の記事に「寄付でなく、ホワイトバンド貧困救済効果は“まっ白” 」というのがあったとのこと。

その記事に中にこう書いてあります。「ホームページを見てもらえばよく分かるのですが、運動の趣旨は『お金ではなく、あなたの声をください。その声をあらわすホワイトバンドを身につけてください』。あくまで、『政策を変える』ことを目的とした活動なんです。」

確かに「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」のFAQの中にも「このキャンペーンのゴール(目的)は、寄付を募ることでなく、啓発活動だけでもなく、啓発活動の結果として「貧困をなくす政策をみんなで選択する」ことです。募金ももちろんとても大切です。でも世界の「とてつもない貧困」は、もはや募金だけではもうどうにもならないところまできています。根本的なことを解決しない限り、地球上の貧困は決してなくなりません。根本的なこと、それが、政策の転換です。」と書いてあります。

注意深く書いてあります。ふとっちょパパも会社で自社の広告やニュースリリースをチェックするときには、お客様が誤解しないようにと最新の注意を払います。でもどうも何かが違うような気がしませんか。

ふとっちょパパが寄付行為と誤解をしたのも、この活動を幾人かの社会正義に興味を持っていそうな人のブログで知ったことにも原因がありそうです。インターネット時代ならではの誤解(ふとっちょパパが勝手に誤解したのであり、そのブログを作った方々はよく認識していらしゃるのかも知れません)の伝播です。

今後もしっかりと監視する必要がありますし、ホワイトバンド現象の趣旨をしっかりと広く伝える必要があると思います。

また、これを機会にホワイトバンドで検索してみると、色々なことが分かります。これもインターネット時代のよさです。とすると、社会全般を動かす力を持つ、マスメディアは、やはり大事だということが分かります。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする