平川克美さんの本を続けて読む。
戦争の言葉でビジネスを語ることには、以前より違和感を持っていたのだが、そのことをきちんと指摘してくれている。
ビジネスの本質を考える本である。
目次
序章 わたしがビジネスを戦争のアナロジーで語らない理由
第1章 ビジネスと言葉づかい―戦略論を見直すために
第2章 ビジネスと面白がる精神―会社とは何か
第3章 見えない資産としての組織―組織とは何か
第4章 プロセスからの発想―仕事におけるゴール、プロセスとは何か
第5章 モチベーションの構造―人が働く本当の理由
第6章 一回半ひねりのコミュニケーション―なぜ、「なぜ働くのか」と問うのか
第7章 それは何に対して支払われたのか―評価とは何か
第8章 攻略しないという方法―新しいビジネスの哲学として
付章 内田樹君とのビジネスをめぐるダイアローグ