ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

誰も「戦後」を覚えていない―昭和20年代後半篇

2009-01-17 22:08:50 | 本と雑誌

続けて、鴨下信一さんを読む。

今回は、昭和25年から29年を取り上げる。

歌舞伎の読み替えなど興味深い指摘が多い。

日本人の本質が戦後から変わらないことに驚く。

目次

隣りの国では戦争をしていた
  ―朝鮮戦争と日本人
イライラ・暴力衝動そして密告
  ―この時期の日本人の心理
黒い英語とバラ色の英語
  ―この時代の英語について
「ローマの休日」や「七人の侍」ばかり見ていたわけじゃない
  ―映画はこうだった
演歌なんかどこを探してもない
  ―音楽の世界
逆コースの文化たち
  ―歌舞伎・寄席・相撲はいかに復活したか
ヤンキー~ウェルカムとゴーホーム
  ―進駐軍クラブ、キャンプまわり、呼び屋、そして内灘闘争
性の開放
  ―いったいどんな性が開放されたのか
ハードボイルドがやって来た
  ―新しい文体、新しいライフスタイル
次の時代への予感
  ―予兆に満ちた災害と犯罪

誰も「戦後」を覚えていない―昭和20年代後半篇 (文春新書)

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