会社の仲間に薦められて読んだ。実はサッカーにも全く興味がないので、日本代表の監督にオシム氏がなったということは知っていたが、どのような人物なのかは全く知らなかった。
ユーゴの内戦との深いかかわりなど人生を揺るがす歴史に翻弄されながらも、芯が通っている。そのことが、厳密な言葉にも出てきているのだということがよく分かる。
サッカーに興味がなくとも一読を薦めたい。
目次
第1章 奇妙な挨拶
第2章 イタリアW杯での輝き
第3章 分断された祖国
第4章 サラエボ包囲戦
第5章 脱出、そして再会
第6章 イビツァを巡る旅
第7章 語録の助産夫
第8章 リスクを冒して攻める
第9章 「毎日、選手から学んでいる」