ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

江戸と大阪―近代日本の都市起源

2006-09-18 18:09:54 | 本と雑誌

大阪に来たので、以前から積読になっていた、「江戸と大阪―近代日本の都市起源」を読もうと思った。新幹線の中で集中的に読む。帯には、「徳川250年、江戸の街から住込奉公人が消えた。大阪には丁稚・手代が溢れていたのになぜ?」とあり、興味をそそる。

文章が読みにくいので、いやになるが、書いてあることは面白い。ヨーロッパの都市化の議論とも比較ができるように、共通の分析概念を使って、料理をする。

もっと読みやすければと思う一冊であった。

目次

第1章 都市のサイクル―問題の歴史的背景
第2章 雇用の経済学と人口学―本書の視角
第3章 奉行人のゆくえ
第4章 丁稚・手代・棒手振―雇用の経済学
第5章 江戸と大阪の歴史人口学
第6章 西欧の都市、日本の都市―比較史のコンテクストで
第7章 明治から現代へ―連続と不連続

江戸と大阪―近代日本の都市起源

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