1月25日金曜日10時から、牛の分娩と子牛の事故についてのシンポジウムが開かれる。
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年間をとおしてなのだが、死亡した子牛が焼却処分のためにたくさん運び込まれる。
胎仔死、死産、が多いし、下痢や肺炎をしていた子牛が死んでしまった。と言われることも多い。
寒さが厳しいこの季節、とくに子牛の死亡が増える。
同じ農家が何頭も運んで来て、気の毒になることもある。
黒毛和牛の肥育素牛生産は子牛を売って収入を得るので、その子牛が死んでしまっては何にもならない。
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「死産」「胎仔死」とされている子牛は本当に死産なのだろうか?
生後1ヶ月や2ヶ月の子牛の下痢や肺炎は、子牛の問題なのだろうか?
減らす方法はないのだろうか?
牛の分娩と子牛の事故についての勉強会を企画した動機はそこにある。
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子牛を守るためには胎仔のときからその状態を考えなければいけないし、
お産は大きなドラマであり、リスクいっぱいの関門でもある。
分娩を考えることで、その後の子牛の状態も変わってくるのではないか?
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できれば他の地域からも牛の臨床獣医さんにたくさん参加し、意見交換してもらえればと思っている。
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そして、来年は馬の分娩と新生子馬の事故についてのシンポジウムをぜひやりたいと考えている。
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今日は暖かかった。
雪と氷も少し融けた。
まだそのうちシバレルべ。