真夜中のドロップアウトカウボーイズ@別館
ピンク映画は観ただけ全部感想を書く、ひたすらに虚空を撃ち続ける無為。
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2007年九月で消滅した旧本館より継続して使用中の掲示板です
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駄楽ひまなときブログ
行きつけのお店のブログ、下戸なのに。しかも閉めたんだけどね
ツイッタ
戯れに呟いてみたりもする
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友松直之監督のブログ、激しくエモーショナル
影への隠遁Blog
山﨑邦紀監督のブログ
To Live and Die in Tokyo
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そのまんまです
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自己紹介
福岡市在住のピンクス。ピンクスとは、ピンク映画愛好の士、を意味する造語である。
仮名遣ひは正仮名を使用。
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夜這ひ海女/ex.DMM戦
は行
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2024年08月12日
「
夜這ひ海女
」(昭和52/製作:日活株式会社/監督:藤浦敦/脚本:佐治乾・池田正一/プロデューサー:伊藤亮爾/撮影:山崎善弘/照明:高島正博/録音:秋野能伸/美術:川船夏夫/編集: 西村豊治/音楽:高田信/助監督:山口友三/色彩計測:田村輝行/現像:東洋現像所/製作担当者:天野勝正/出演:梓ようこ・岡尚美・牧れいか・鈴々舎馬風・中西良太・五條博・八代康二・井上博一・小泉郁之助・衣笠真寿男・庄司三郎・あきじゅん・三原巴・言問季里子・谷ナオミ・中島葵・岡本麗)。出演者中あきじゅんと、三原巴に言問季里子は本篇クレジットのみ。
海女を覗く、双眼鏡視点。ポン引き・陽三(井上)の手引きで、小泉郁之助が海女を品定め、品定め?抜かれる順で花江(中島)と礼子(梓)に珠美(岡)、奈津(牧)・マキ(岡本)の中から、岡尚美に小泉郁之助改めチョビ髭は目星をつける。主演女優なのか本職の人なのか正直よく判らない、海女が潜る水撮にタイトル・イン。漁に出てゐた夫の帰つて来る礼子が、喜び勇んで帰宅したところ。当の健一(中西)は、友人の圭介(庄司)と将棋なんて指してゐたり。追ひ返される圭介が、盤を中央に載せた長椅子に懸躓く。足を大きく伸ばして仰向きに引つ繰り返る、庄司三郎のダイナミックな転び芸が美しい。事前に礼子は知つてゐた、訪れた月のものを押してオッ始めた、はいゝものの。母体を気遣ふのと、経血忌避が紙一重の健一と礼子が派手に痴話喧嘩。挙句、折角健一が戻つて来たばかりだといふのに、今度は礼子が家を飛び出してしまふ。
配役残り、礼子と花江がホステスとして働く夜の店、屋号不詳。鉢巻感覚で黄色いタオルを額に巻いた、常連客が多分賀川修嗣。八代康二は礼子が身を寄せたマキの家に、マキを抱きに来る組合長。のちには怪我の手当てに託け奈津を水揚げ、何れも昭和ならではのへべれけなシークエンスながら、絵に描いたやうな狒々爺ぶりがある意味清々しい。谷ナオミは、東京にゐる配偶者と何故か別荘で別居してゐる、謎の令夫人・雅代。五條博が雅代宅に招かれた按摩、かと思ひきや。普通に雅代を抱く、事実上の情夫―あるいは男娼―と思しき信吉。前年五代目を襲名した鈴々舎馬風は、陽三が二十五万の端金で礼子を売るピンサロ社長・熊坂、マチズモの塊の如き造形。御祝儀ビリングなのか、男主役たる中西良太のひとつ上に五代目が来る並びに、正直ちぐはぐさは否めない。鈴々舎御出座と前後して、本クレのみ隊一挙投入。開店前のピンサロ、三原巴と言問季里子が出し物の練習的に百合を咲かせ、あきじゅんは陽三がパチンコ屋でナンパする女。アバンに見切れてゐなくもないが、エピローグまで温存される衣笠真寿男は劇中二人目の双眼鏡御仁、変らない賑々しい日常担当。
藤浦敦第三作は、ロマポ全十九作―あと
三河周名義のロマンXX
に、「落陽」(1992/ダミー監督:伴野朗)―中五作量産した、海女ンポルノ第一作。日活トータルだと、全部で九本の三本目。
海女の夜這ひが恒例か公認の、矢鱈性にフランクな町を舞台とした穏やかな裸映画。礼子と健一の仲違ひを一応の軸に、あきじゅん以外八枚全員脱いで絡む、どころか谷ナオミをもが木に濡れ場を接ぎに来る。トメ三人の方が寧ろ強力にすら思へかねない、闇雲に豪勢な女優部を擁し。特段ワーキャー持て囃すか心躍らせるほど、面白い訳では別にないにせよ、ひとまづ始終は安定。絶妙に演者が波に負けてゐる点にさへ目を瞑れば、波打際で繰り広げられる、締めの夫婦生活はそれなりにドラマチック。それ以上に、地味に特筆すべきが売りの夜這ひシークエンスに際しての、観客ないし視聴者の見たいもの、逆からいふと見せなくてはならないものがキッチリ見える。否、見えさせる。日活撮影部ならび照明部の地力が慎ましやかに火を噴く、完璧な暗さが実は出色。反面、勧善懲悪のカタルシスなり平衡を失し、半歩間違へると平板な手堅い作劇に決定的なミソをつけるのが、腐れ外道スケコマシの陽三が突き指程度の痛い目にさへ遭はず、無傷でのうのうと稼業に明け暮れてゐやがる不用意な放免。結局、礼子を売つた熊坂も、健一に売つた格好につき。憤怒の熊坂が放つ、強面(北上忠行と小宮山玉樹辺り)にトッ捕まつた―仁義すら欠く―陽三が、肋骨の二三本ヘシ折られる。衣笠真寿男には、ギブスでも吊つて営業すればいゝ話。といふか、要はコミタマが見たいだけだろ、とかいふ的確なツッコミは兎も角。真打昇進後初の映画出演にしては、単なる復縁の噛ませ犬扱ひにすぎない、馬風もこれでは報はれまい。
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