給付金で購入した「エプソン」の個人向け最高品質インクジェットプリンターである「SC-PX1V」。実際に使用してみての感想です。
インクタンクが従来の細長いのから、長方形の立方体になったので、10色インクとなると、その体積と多さに初期のセット時に圧巻されますね。セットする位置とインクカートリッジは三文字のアルファベットで表示されていますが、種類が多いのと、「モノクロ系」が4つあるので、間違えないよう慎重になりますね。なお、カートリッジのセットは押し込むだけなので簡単です。
ちなみにこのカートリッジは大体1個2500円程度と今まで使っていた「PX-930」に比べて1.5倍程度の値段になり、10色セットになると25000円ほどとびっくりな値段ですよ。多分黒系インクはあまり使わないのが出るので単色購入した方が無駄が少ないと思います。
ディスプレイ横にある電源はボタン長押しでスイッチON。スイッチライトの色は白で電源確認が容易にできますそれと、起動時にウェルカムメロディが流れますよ。そしてディスプレイは立たせることができるのですが、ディスプレイ下部を力を入れて押し込まないとダメなので、初め軽く押しても立たないので結構思いっきりが必要です。
ディスプレイはTFT液晶で小さいながらも見やすく、タッチパネルになっているので、「プリンタユーティリティ」を起動させなくても設定やインク残量が確認できるのは便利ですね。プリントするときになって「インク残量」が無いと気が付くと結構面倒ですからね。
ディスプレイによる設定では「用紙サイズ」と「用紙の種類」もできます。ちなみにプリンタの設定とユーティリティの設定が違う場合はワーニングが出て、どちらの設定にするか聞かれます。
プリント出力では「Photoshop CC2020」だとなぜかユーティリティが対応していないので、スムースに「ファイル→プリント」からできず、ワーニングメッセージが表示されてからユーティリティが立ち上がります。設定の方法はエプソンドライバと変わりがないですが、用紙のサイズと種類が本体と違うとワーニングが出ますので、なるべくなら本体と合わせた方がスムースに印刷できます。
動作音はかなり静かな分類だと思います。それとA4程度なら20秒くらいで出力できる速さ。
この「SC-PX1V」は「ディープブルー」を採用しており、「青系」は「シアン」「ライトシアン」「ディープブルー」と3色使用し、メーカーサイトでも「青の階調が深く繊細に」と「ブルー・バイオレット領域」の表現がかなり力を入れているそうで、実際に「発光系」のブルーは「インクでうまく表現できない」と言われていますが、かなりディスプレイと近い色合いになります。特に私は青系をよく使いますので、この機能は嬉しいですね。
印刷がどう出るかとテストで出力してみましたが、色調段階はかなりスムースで360dpiでは点描感も無く、インクの粒子感もありませんね。にじみも顔料インクなので元から低めになっていますが、ほぼ皆無に等しいくらいエッジがハッキリ出ます。
ともあれ10万円もするプリンタですからね。それだけの性能は無いとですよ。
それでは本日の登場人物はこの方。「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 欧州支局 気象参謀」で「第三階位第三級」の「大地の上等精霊」、「豊穣 の女神」である「モレ」を称号に持ち「欧州支局」で活躍中の「ディートリンデ・モレ・ダンジェルマイア」さん。通称「ディー」さんです。新しく「出力機材」を導入した「ディー」さん、その出力を比較してみると…。ちなみに背景はディスプレイと「SC-PX1V」から出力したものです。