こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

ポロシャツを「PPP」仕様にしてみる

2020年08月11日 | 一般

 私の衣類のレパートリーが「長袖」が多く、半袖があまり無く、この時期のローテーションは厳しいんですよね。そんなわけで「半袖」のシャツを購入することにしたのです。

 ただ、この最近の暑さ。そして今年は「例年より暑くなる」と言われていますから、どうせ着るなら涼しいものがいいですし、素材はやはり「吸汗速乾素材」が理想ですよ。極端にべた付かないですし、軽く、肌触りも良いですし。

 そうして購入したのは「amazon」でOEM品としてのだと思われる「glimmer 4.4オンス ドライポロシャツ ポケット付き 2枚セット」。価格は2枚で2090円でしたので、1枚1045円。OEM品として考えれば妥当な値段だと思いますね。

 本来は1ロットで1000枚とかの単位で仕入れ、企業ロゴやデザインをプリントやシルクスクリーンで入れて販売するのではないでしょうか?何となく私が持っているポロシャツの一つが何となく作りが似ているので…。

 無地の単色ポロシャツなので、そのまま着ても良いのでしょうが、やはり無地というキャンバスがあれば、何かしたいと思うのが私。アイロンプリントの良くやっていますから、そういったものはお手の物。ただ、これから何かをデザインするのに「きのコン」もありますから、そんなに時間がないですし、新規で描いていたら秋になってしまいますからね。何か良いものはと探してみると「ペパプ・イン・ザ・スカイ」の「PPP東武動物公園リリースイベントお祝いイラスト」が。

 これは地中海の街のような白い漆喰の家に石畳そこに「PPP」のメンバーと「ペパプ・イン・ザ・スカイ」の収録曲名がポスターや落書きに入れられているという物。夏っぽくそして「PPP」。って事で「けものフレンズ CDジャケットイラスト集」からスキャン。

 ただ、この収録されいるイラストが73mm×51mmの大きさしかないのでA4サイズにするとどうしても粗が出てきてしまいます。なのでスキャナの解像度を600dpiで取り込み、それをA4サイズに拡大。このままだと粗さが出てしまうので200dpiまで落としてシャギー感を弱めます。だた、これだけの高解像度取り込みで拡大すると、インクドットごとの拡大になってしまって、3mくらい離れていればまだしも近くだとドットが目立ちゃうのが残念ですが、どうしようもありません。

 それで「ポロシャツ」の色ですが、これが結構な種類があり36色と何色にしようか迷ってしまいますが、「吸汗速乾素材」は「ポリエステル」を使用している事が多く。ポリエステルの染色は「分散染料」が使用され、熱を加えると染料がポリエステル繊維の分子結合から漏れ出し「昇華移染」されてしまうのです。つまり、アイロンプリントは熱をかけて貼り付けますので、その際に「昇華移染」が起こり、アイロンプリントシートに色が移ってしまうのです。対策としてはプリントシートを2重にして1枚犠牲にする方法がありますが、その分コストは2倍かかります。それに夏っぽさを出すために今回は「白」を選びました。これなら「昇華移染」は心配ありません。

 アイロンプリント用紙は「クイックアート社」の「洗濯につよいアイロンプリントシール」を使用しました。特に「化繊対応」とは大きく出ていませんが、接着温度が150℃なので、ポリエステルは対応しています。ただ、「昇華移染」は130℃以上で起こってしまうので、避けられませんが…。あと、アイロンプリントシール自体厚みがありますので、用紙選択は説明書だと「普通紙」になっていますが、この設定だとプリンターによってはインクジェットユニットのところで紙詰まりをおこし高価なプリント用紙を無駄にしてしまいます。

 先日購入した「エプソン SC-PX1V」では「普通紙」設定で紙詰まりをおこし2枚もダメにしてしまいましたよ…。結局、用紙に厚みがある「フォトマット紙 顔料専用」にして、無事にプリントアウト。

 これで、この夏用のオリジナルポロシャツの完成です。

 それでは、本日の登場人物は「ペンギン好き」なこの方。「フンボルトペンギン」が大好きな中学1年生で、将来はペンギンの飼育員になりたい「蒲葺 紫桃(ガマブキ シトウ)」さん。あだ名が「がぶちゃん」だそうです。「ペンギン好き」な「がぶ」ちゃん「PPP 仕様」のポロシャツを着てご満悦なのです。ちなみに背景が今回私が作った「PPP仕様」のポロシャツなのです。

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