こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

命は次の世代へ

2015年08月11日 | アクアリウム

 5月にうちに来た「鯉カラー」の「ベタ」である「いち」さん。と「まる」。45cmの水槽に一緒にしていましたので、この3ヶ月ほどで6回近く産卵していました。

 「ベタ」は「オス」が「卵」や「稚魚」の世話をするので、「いち」さんは大変だったと思います。エサも食べずに日夜、卵と稚魚の世話。凄いときなんて稚魚が泳げるようになったその日に、また卵を産んでいましたからね。その為「寿命」が短くなってしまうようです。

 そして、本日「いち」さんがお亡くなりになってしまいました。

 先週あたりから、少しづつ元気がなくなって来たので、そんな感じはしていたのですが…。

 でも、6回の産卵で、稚魚も1匹大きくなり、今では3cmほどに大きくなりました。1ヶ月くらい前に水草のトリミングをしていたときに「テトラ」や、「ホラタンディア・アテコレリー」にしては大きいのがいたので、よくよく見てみると「ベタ」の稚魚だったのです。稚魚は初めは見つかりづらいように「暗いグレー」でしたが、現在では「真っ白」になっています。大きさも「3cm」ほどですから、テトラなどが食べられる大きさの「飼料」なら食べる事ができるので、スクスクと育っていますよ。

 卵から孵えったばかりの稚魚な状態までは確認できたのですが、「ヨークサック」が無くなってからはめっきり見なくなったので、初めは「やっぱりダメだったかな?」と思っていたのですが、意外でした。ちなみに発見するまで特にエサは与えていませんでしたよ。多分隠れられるように水草をはびこらせ、「バクテリア」も結構投与していたので、それで生き延びたのでしょう。

 「いち」さんは亡くなってしまいましたが、その子供は元気に育っていますよ。

 それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」なのでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その 「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。命はこうやって受け継がれていくのですね。ちなみに背景がその「子供」です。

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