こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

無理だと思ったのですが成功です

2015年08月23日 | プラネタリウム

 昨日「久喜プラネタリウム」にて「天体観望会」が開催されまして、当然私もお手伝いで参加です。

 ココ最近、一昨日の「天文自然クラブ」でもダメでしたし、昨日の天気予報でもあまり良くない天気。それでも16時の時点で雲が少なく「いける」と判断し、開催は決定。ただ、この時点で「プラネタリウムにての解説」をどの時点で行うか?と「ISS」が開始時刻くらいに見えるコトもあり、どうするかが一番の問題に。天候の問題もあるので。とりあえず状況を見ながらと言う事になりました。

 さて、受付開始時刻になり、外を見ると「いつもどおり」雲が…それでも「月」が見える状態ですし、スキマもあるので、19時くらいまで外で見ることにしました。夏のこの時間ですとまだ明るく「星」を見るには少々早い時刻。「月」は特に問題はありませんが、一番人気である「土星」は肉眼での確認が難しいんですよ。それでも「月」の位置から「土星」を探し何とか導入。それでも雲はだんだん空を覆っていき、つきはまだしも土星はツライ状態に。そして「ISS」が見える時刻。何とか雲のスキマから「ISS」を見つける事ができたので、ここまでは一安心。でも雲は空をどんどん覆っていき「月」も難しくなってきてしまいましたので、ココで「プラネタリウム」へ。

 私たち一部のスタッフは外で待機し、見える状態になるかを待ちます。そして「プラネタリウム」での投影にするか「外で再度見るか」の判断は「19時半」。

 19時から月が見え隠れし、天頂付近は雲が薄くなって「夏の大三角」が見えるように。「夏の大三角」が見えれば「ベガ」の横にある「ダブル・ダブルスター」や「アルビレオ」は狙えます。実際挑戦してみると導入ができ、その間も天頂付近の状態は良くなって来ているのですが、月の辺りはまだ不安定。そして決断の時間の19時半に。でも一向に連絡はありません…。そして、15分後連絡が入った時点では、雲がかなり晴れ、月も土星もしばらくは見える状態になり、天頂付近も大丈夫。空全体の雲がかなりなくなってきたのです。

 そして、そのまま20時半まで見えない時間より見える時間の方が大幅に多く、シーイングも良好で、土星の環もシッカリ見え「アルビレオ」もキレイに見る事ができたのです。

 その後やはり雲は多くなっていき8時50分近くには完全に空は雲で覆われてしまったのです。

 ともあれ、かなり不安な状態でしたが、「土星」も見えその他「見せる予定」の天体は全て見せる事ができたので「成功」と言えるでしょうね。

 それでは、本日の登場人物はこの方、「天体」や「プラネタリウム」にある事をきっかけに興味を持ち始めた「森谷 ちさと」さんです。「ちさと」さんがお手伝いをしている「プラネタリウム」で「天体観望会」が開催されたのですが、天気は不安定。雲が多くなったり少なくなったりでしたが、観望時間には雲が少なく見せる予定の天体を無事見せるコトができ、「ちさと」さんもホッとしています。ちなみに背景は昨日の「久喜プラネタリウム」での「天体観望会」での様子です。カメラを忘れてしまったので「ケイタイ」で撮影したのですがやはりダメですね…。

コメント (2)
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