こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

水草展開催。

2015年08月14日 | 博物館・科学館

 こう暑いとやはり涼しげな印象がある「水」が恋しくなるものでして、「国立科学博物館 筑波実験植物園」では「8月23日」まで「水草展」が開催されています。

 今回の「水草展」は2年ぶりの開催となり、「海の水草」も今回は紹介されています。そして、会場は「第三会場」までと増え、第一会場ではプロによる「レイアウト水槽」が展示されなんとなく「見せる」漢字なっていますね。実際レイアウト水槽はきれいですから、「水草」を知る機会に良いと思いますよ。そして、その横では「ワークショップ」の一環として「自分だけのアクアリウムをつくろう」と容器を選び自分で水草をレイアウトして小さなアクアリウムを作ろうというもの。でもコレって、冷静に考えてみると作ったときは良いですが、その後のトリミングや育成、光やCO2の添加を考えるとどうなんでしょう?

 さて、第二会場。ある意味こちらがメインとなり、まずは1階。「海の水草」、「海草」が展示されています。それは日本列島の「北から南」までの海を再現した水槽があり、海水温による種類の違いを実感できます。その水槽に一つは「磯の波」を再現するためオリジナルな仕組みがあったり、「水草」と「藻」の違いが紹介されていたり、そして珍しい「海草」の「花」や受粉方法なども紹介されていますね。あと、「水中葉」と「水上葉」との違いも見れますよ。2階では「大アマゾン展」でも展示されていた「アマゾンの水草」が再登場。内容も「水草」に特化した内容になっています。

 第三会場ですがこちらは「多目的温室」の一角で「沖縄の海岸」を再現し、浜辺に打ち上げられたものから「海の中の水草や生物」の様子を探ろうというものでして、完全な「夏休み企画」ですね。

 それと、「夏休み企画」として「水草展」のパンフレットが「スタンプラリー」の台紙になっており、各会場と、園内の中央広場と池、「合計7箇所」に「スタンプ」がありそれをコンプリートして「植物園入り口」の受付に持って行くと「ポストカード」が貰えます。

 「アクアリウム」をしている私にはとても馴染みがあり、知っている名前や実際にウチにある水草も多くあり、改めて知見を広げる事ができましたよ。

 それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」が関係しているのでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。「水草展」にやってきた「幸」さん。やはりこの時期にはピッタリな企画展ですね。ちなみに背景が「水草展」の第一会場なのです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする