チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

お正月にKAZU君がやって来まして

2023-01-04 21:40:47 | KAZU君
1月4日(水)

 逗子と大宮の距離、社会情勢もありますが、近いようで遠くなってしまった中で、久しぶりで私の前に現われたKAZU君。もうすぐ中学三年生、身長は170㎝プラスαとか。

 逗子海岸に佇む後ろ姿のKAZU君。とても、
  孫には見えません
  

 まさに「感無量」の思いでカメラを向けました。

 「今年は高校受験を前にした一年になるから、ボクちょっと忙しくて、そんなに会えないかもね」
 「そうか、でも、行き詰まってムシャクシャしたりする時もあるかもしれない。そんな時はいつでも憂さ晴らしにおいで」

 とうとう、そんな会話をする日がやってきました。

 少しでも、あどけないしぐさを見ると
  ほっとします
  

 ところで、前日、逗子にやって来た日の晩のこと。

 最近、友だちと「Dr.コトー」の映画を観たそうで、「映画も良かったけれど、音楽が大好きになっちゃった」とのこと。
 実は、三年前の3月から5月、コロナで学校が休校になって逗子に疎開していた時、「コトー」のDVDを何話か見せたのですが、あの時、「手術の場面は怖い」と目を伏せていたのを思い出しまして。
 「でも、もう平気だったよ。あの頃は子どもだったからね」と頼もしいことばが。

 実は私、「Dr.コトー」のDVDを書棚に並べてあるのです。それで、ふと「それならKAZU君にあげちゃおうかな」と思ったのですが、ここは冷静に「ドラマに夢中になっちゃうと、勉強がおろそかになっちゃうから、DVD、今は渡せないかな」ということにして、バックミュージックのCDのほうを手渡すことに。
 ところが、今は、音楽をCDで聴く時代ではないそうで、年寄りは付いて行けませんね。
 でもKAZU君、「大丈夫、聴く方法はあるから。ほんとうにいいの、ありがとう」と喜んで受け取ってくれました。

 まあ、今のところ、医者になりたいという気持ちはなさそうですが、外科医が手術をするということがどういうことなのか、そんなことを考えるのも大切かなと、昭和の終わりころに、歴史上、初めて天皇陛下のお身体にメスを入れた東大病院の森岡先生の手記の本を「読んでみるかい?」と見せたところ、これも「ありがとう」と手にしました。

 そして翌日、海岸に散歩に出ることになったのですが、
 「おじいちゃん、去年行った森戸神社へ初詣に行きたい」と言うので、

 「それはいいね」と
  森戸神社に参拝
  


   孫の世に幸多かれと初詣  弁人


 おみくじを開きながら「中吉だった、残念!」と言うので、「スタートからいきなり大吉より、中吉のほうが伸び代があっていいのじゃよ」と励まして、

 お正月の富士山の
  雄姿を眺めました
  

 とはいっても、もう1月4日です。実はKAZU君、この日の夕方には塾に行かなければならないのです。そう、お正月気分もここまでということで。
 逗子の家に帰って、おばあちゃん特製のお昼を食べると、CDと手記の本をバッグに詰めて、ほどなくして大宮へ帰って行ってしまいました。


   初富士に人の世のさま眺められ  弁人


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