チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

「山陽大動脈-列車風景」その3 山陽(阪神)電車の巻

2009-08-19 23:48:39 | 鉄道
8月19日(水)
  


 私の住まいの前を走る6本の線路、海側の2本が山陽電鉄の線路です。各駅停車の普通電車と大阪梅田と姫路の間を結ぶ直通特急が交互にやって来ます。


 KAZUと電車を眺める所は、山陽電鉄の駅で言うと、神戸から西に向かって「舞子公園」の一つ先の「西舞子」と「明石」の二駅手前の「大蔵谷」との間です。

 「舞子公園-西舞子」、「大蔵谷-人丸前-明石」の駅間はどこも数百mほどしか離れていないのに、「西舞子」と「大蔵谷」間は優に2㎞以上の距離があり、普通電車もちゃんとスピードを出して走っています。

 その普通電車。3~4輌編成でアイボリーに赤の帯とその上に細い黒ライン
   

 時々、アルミ製の普通電車が通ります
  

 以前、日本でアルミ製の車輛を最初に走らせたのは山陽電鉄だと聞いたことがあります。そんなことと関係しているのかどうかはわかりませんが、山電の特急電車もアルミ製です。
  

 特急電車は「直通特急」という名称で、阪神電鉄との相互乗り入れです。したがって、2本に1回は阪神電車の車輛がやって来ます。

 おなじみのベージュを基調に、下部が朱色の車体
    

 甲子園に行こうとして、初めて阪神電車に乗ったのはもう40年も昔のことです。当時の車体がどんな色だったのか覚えていませんが、私の中にある阪神電車のイメージは、いつのまにかベージュの車体に裾が朱色か紺という感じになっています。

 ところが、最近はオレンジ色の8000番代の車輛や9000番台の新型らしき車輛が多くなりました。
  
      

 さて、この春から阪神なんば線が開通。近鉄と相互乗り入れを始め、三ノ宮から奈良まで直通で行けるようになりました。

  
   
 明石のほうには乗り入れて来ませんが、写真のとおり、奈良直通の電車はオレンジが基調のアルミ車体で、阪神電車もだんだん多彩になってきました。

 でもやっぱり、ベージュと朱色の8000系の阪神電車を見ると「甲子園に直通だ」という気分になってきます。
  


 私の住まいからは、山電の駅よりJRの駅のほうがずっと近いので、甲子園に行く時は三宮で乗り換えですが、京セラドームとか甲子園からの帰りに、つい乗り換えがめんどうで、垂水とか明石まで直通特急に乗ってしまうことがあります。ところが、直通特急とは言え、JRの普通電車より時間がかかり、運賃も1.5倍くらいになります。
 実は、山陽電鉄の運賃は私鉄なのに並行しているJRより割高(明石-三宮、JR¥380・山電¥580)で、所要時間についても、「これは早くて便利、さすが特急」と実感できるのは、明石から西の「二見」・「高砂」方面に向う時なのです。そして、この方面には海水浴場が点在しているので、ふだんは新興住宅街と繁華街を結ぶ電車のように見えますが、この時期になると、どこか夏向きの電車という感じも漂います。


   甲子園の熱気も乗せて夏電車   弁人


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