チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

デビューから一ヶ月余り~「横須賀線の新車輛」

2021-02-01 10:15:38 | 鉄道
2月1日(月)

 鉄道好きのKAZU君から「今度、横須賀線が山手線と同じ〔e235系〕の車輛になるよ」と聞いていましたが、その後、運行開始は12月21日というニュースを目にしました。
 情報によると、山手線の車輛にトイレを設け、今まであった後方3両のボックスシートが全てロングシートになって、そこにグリーン車を加えた編成ということで、正直なところ、「車窓に目を遣るにはグリーン車に乗るしかなくなるんだな」というくらいの感想しかありませんでした。

 とはいっても、そりゃあ「新型車輛」と聞けば、やっぱり気になります。

 まあ、そのうち乗る機会もあるだろうと思っていても、現状では、不要不急で電車に乗る機会なんぞあるはずもなく、散歩の途中で横須賀線の線路の近くを通る時は、なるべく電車が来るのを待ってカメラの準備をしていたのですが、

 何回待っていても、やって来るのは、
  お馴染みの〔e217系〕ばかり
  

 散歩といえば、最近は東逗子方面を歩くことが多いのですが、もともと逗子から横須賀方面への電車は本数が少なく、昼間になると、11両編成は一時間に1本くらいで、あとは4両編成の短い電車ですから当然といえば当然。「そうか、新型車輛は逗子止まりが多くて、こっちには来ないんだな」と勝手に思い込んでいたのです。

 ところが、先日インターネットで調べてみると、横須賀・久里浜方面にも何本か走っていることがわかりました。
 早朝と暗くなった後を除くと、昼間、平日は3往復で土日は4往復。特に土日は朝方に2本続けて久里浜行きが走っているということで、

 昨日の朝、逗子駅の下り線ホームへ行ってみると、いました、いました、新型〔e235系〕。
  7:27発「久里浜」行き
  

 土日の2本連続というのはこの時間帯で、この次の7:40発の「久里浜」行きも新型〔e235系〕なのです。

 そこで、まず27分発の電車に乗って東逗子駅で下車。次の電車を跨線橋の上から撮ろうと階段を上ると、

 まあ、いい天気。
  「富士」に「有明けの月」
  

 そして数分、やって来ました。2本目の〔e235系〕。
  東逗子7:43発「久里浜」行き
  

 上りの改札ホームに下りると、その電車がちょうど発車したところでした。見ると、後方上部の行き先表示窓が赤色灯を兼ねているようですが、ちょっと気取って、
  紅白の花を配したデザインに
  

 こうして、東逗子駅で「久里浜」行きを2本見送りましたが、久里浜駅は4つ先の終着駅ですから、30分ほど待てば戻って来るはずで、時刻表を見ると、8:19発、続く8:32発が先ほどの電車のようです。

 「それじゃ、今度は見通しの良い所から」と田浦方面へいつもの散歩道を歩いて、初めに乗った電車が東逗子駅到着する数分前に、最初の写真の〔e217系〕を撮った場所にスタンバイ。

 100メートルほど先にある踏切の警報音が鳴り始めてまもなく、
  上り「津田沼」行きが
  

  もちろん、後ろ姿も一枚
  

 二~三年後には全部この電車になるのでしょうから、今のうちに、懐かしくなるにきまっているボックスシートに座っておかなければと思ってみても、このコロナ禍、見ず知らずの人との対面はご遠慮ですから、その機会は来ないままになっちゃうのかもしれません。


   いつの世も諸行無常と梅一輪   弁人



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