8月1日(土)
兵庫県大会決勝の1シーン
高校野球の地方大会。私がこちらに戻る日に、神奈川では優勝候補の横浜高校が姿を消したとのことです。大変な熱戦だったようです。
そして、久しぶりに明石駅のホームに立つと、明石球場のセンターポールに兵庫大会の旗がはためいていました。
兵庫はどうなっているのだろうと帰宅後に調べると、昨秋の優勝校で春のセンバツベスト4の報徳学園もその日に敗退していました。
ベスト4が対決する準決勝は29日で、翌30日が決勝。会場は兵庫県大会のメイン会場になっている明石公園球場です。
電車で1駅、家から20分ほど。神奈川で言えば、金沢八景に住んでいて追浜の横須賀スタジアムに行くようなものでしょうか。
準決勝の組み合わせは、育英高校対県立社(やしろ)高校と滝川二高対関西学院です。
育英は春の優勝校です。社は春の3位校。滝川二は秋に準優勝しています。春の準優勝で秋も3位校だった東洋大姫路は初戦で姿を消していました。好投手がいるという関学は昨秋も春も上位にはいませんでした。
秋の近畿大会は実際に見に行きましたが、春の近畿大会は、新型インフルエンザのあおりを受けて中止になったので、今年は春の上位校の実力がよくわからないのです。特に県立の社高校には、ぜひ県外の強豪校と試合をしてほしかったと残念に思っていました。
第一試合、育英の投手は四死球が多く安定感を欠き先制されましたが、チャンスに長打が出てしぶとい社を振り切りました。
第二試合、関学は立ち上がりに制球を乱した滝川二の投手を攻略、そのまま安定感のある二投手の継投で完封勝ち。
ところで、明石球場は伝統があると言っても、内野スタンドは4000人ほどで満員になります。野球の盛んな兵庫県の南部、高校野球の人気もなかなかのもの。どうしてもっと大きな球場を使わないのかと思いました。
地方大会で甲子園をとは言いませんが、神戸にはオリックスが準本拠地にしているスカイマークスタジアムがあり、現にこの大会でも18日からの三連休の時に3試合ずつ行っています。
神奈川でもメイン会場は県営の保土ヶ谷球場ですが、準決勝と決勝は横浜スタジアムを使っています。
たしかに明石は交通アクセスが非常によろしい。私のマンションからも近くてとても都合がいい。でも、勝った選手たちは甲子園で次の試合をするのです。やはり大きな球場のほうがいいのではと思ってしまいます。
スカイマークスタジアムはすり鉢状の地形に作られたと聞いたことがあります。もしかすると、夏の昼間は風が通らず暑すぎるのでしょうか。今度オリックスの試合を見に行くことにしましょう。
これも聞いた話ですが、明石球場は楽天イーグルスが誕生する際に本拠地にするという計画があったそうです。楽天の三木社長と明石の北口市長がともに近くの県立明石高校の出身で意気投合したとか。しかし球場が小さく、改修も明石城址の中にあるために難しく断念したという話でした。
さて、決勝戦です。
育英の堀田投手が四死球で崩れるのではないかと、勝手な予想を立てていましたが、あにはからんや行き詰まる投手戦になりました。ところが終盤、育英が先取点を取ってから試合が急に動き出し、関学がスクイズですかさず同点。そして次の回のチャンスにテキサスヒットで逆転すると、二死満塁からとどめのセンター前ヒット。激戦区の決勝戦にふさわしくすばらしい好ゲーム、高校野球の面白さを堪能することができました。
若人が拳突き上ぐ西日中 弁人
関学、正式には関西学院高等部。選抜には11年前に出場していますが、夏は70年振りということです。昔は強豪校だったんですね。甲子園では春夏とも優勝しています。でも記録をひもとくと、春の優勝は昭和3年、夏は大正9年となっています。うれしさもひとしおというところでしょう。
蝉の声かき消す喚声雲となり 弁人
この日神奈川では、横浜高校を準々決勝で激戦の上破った横浜隼人高校が初出場を決めたということです。桐蔭学園を相手に大熱戦、シーソーゲームの果てに延長戦にもつれ込み劇的なサヨナラ勝ちというニュースが流れてきました。
見たかったなぁ・・・・スカイAかな。
(8月3日PM20:20~です)
兵庫県大会決勝の1シーン
高校野球の地方大会。私がこちらに戻る日に、神奈川では優勝候補の横浜高校が姿を消したとのことです。大変な熱戦だったようです。
そして、久しぶりに明石駅のホームに立つと、明石球場のセンターポールに兵庫大会の旗がはためいていました。
兵庫はどうなっているのだろうと帰宅後に調べると、昨秋の優勝校で春のセンバツベスト4の報徳学園もその日に敗退していました。
ベスト4が対決する準決勝は29日で、翌30日が決勝。会場は兵庫県大会のメイン会場になっている明石公園球場です。
電車で1駅、家から20分ほど。神奈川で言えば、金沢八景に住んでいて追浜の横須賀スタジアムに行くようなものでしょうか。
準決勝の組み合わせは、育英高校対県立社(やしろ)高校と滝川二高対関西学院です。
育英は春の優勝校です。社は春の3位校。滝川二は秋に準優勝しています。春の準優勝で秋も3位校だった東洋大姫路は初戦で姿を消していました。好投手がいるという関学は昨秋も春も上位にはいませんでした。
秋の近畿大会は実際に見に行きましたが、春の近畿大会は、新型インフルエンザのあおりを受けて中止になったので、今年は春の上位校の実力がよくわからないのです。特に県立の社高校には、ぜひ県外の強豪校と試合をしてほしかったと残念に思っていました。
第一試合、育英の投手は四死球が多く安定感を欠き先制されましたが、チャンスに長打が出てしぶとい社を振り切りました。
第二試合、関学は立ち上がりに制球を乱した滝川二の投手を攻略、そのまま安定感のある二投手の継投で完封勝ち。
ところで、明石球場は伝統があると言っても、内野スタンドは4000人ほどで満員になります。野球の盛んな兵庫県の南部、高校野球の人気もなかなかのもの。どうしてもっと大きな球場を使わないのかと思いました。
地方大会で甲子園をとは言いませんが、神戸にはオリックスが準本拠地にしているスカイマークスタジアムがあり、現にこの大会でも18日からの三連休の時に3試合ずつ行っています。
神奈川でもメイン会場は県営の保土ヶ谷球場ですが、準決勝と決勝は横浜スタジアムを使っています。
たしかに明石は交通アクセスが非常によろしい。私のマンションからも近くてとても都合がいい。でも、勝った選手たちは甲子園で次の試合をするのです。やはり大きな球場のほうがいいのではと思ってしまいます。
スカイマークスタジアムはすり鉢状の地形に作られたと聞いたことがあります。もしかすると、夏の昼間は風が通らず暑すぎるのでしょうか。今度オリックスの試合を見に行くことにしましょう。
これも聞いた話ですが、明石球場は楽天イーグルスが誕生する際に本拠地にするという計画があったそうです。楽天の三木社長と明石の北口市長がともに近くの県立明石高校の出身で意気投合したとか。しかし球場が小さく、改修も明石城址の中にあるために難しく断念したという話でした。
さて、決勝戦です。
育英の堀田投手が四死球で崩れるのではないかと、勝手な予想を立てていましたが、あにはからんや行き詰まる投手戦になりました。ところが終盤、育英が先取点を取ってから試合が急に動き出し、関学がスクイズですかさず同点。そして次の回のチャンスにテキサスヒットで逆転すると、二死満塁からとどめのセンター前ヒット。激戦区の決勝戦にふさわしくすばらしい好ゲーム、高校野球の面白さを堪能することができました。
若人が拳突き上ぐ西日中 弁人
関学、正式には関西学院高等部。選抜には11年前に出場していますが、夏は70年振りということです。昔は強豪校だったんですね。甲子園では春夏とも優勝しています。でも記録をひもとくと、春の優勝は昭和3年、夏は大正9年となっています。うれしさもひとしおというところでしょう。
蝉の声かき消す喚声雲となり 弁人
この日神奈川では、横浜高校を準々決勝で激戦の上破った横浜隼人高校が初出場を決めたということです。桐蔭学園を相手に大熱戦、シーソーゲームの果てに延長戦にもつれ込み劇的なサヨナラ勝ちというニュースが流れてきました。
見たかったなぁ・・・・スカイAかな。
(8月3日PM20:20~です)