チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

名残り雪の中、KAZU君と春分の日のお出かけ

2018-03-22 16:10:28 | KAZU君
3月22日(木)

 すっかり春めいて桜も開花、東京では今週末にも満開になるかもという話もある中で、昨日の春分の日はうって変わって朝から冷たい雨にたたられる極寒の一日となりました。

 この日は、KAZU君のお母さんが休日出勤ということで、一日KAZU君と一緒に過ごすことになっていたのです。
 天気が良ければ、プランはいろいろあったのですが、天気予報を前に意気消沈。さてさて、どんなふうに過ごそうかと思案しながら雨の中大宮へ向かったのでしたが。
 KAZU君に会って、インターネットで屋内で遊べる科学館などを紹介するも、反応は今ひとつ。

「じゃ、どういう所に行きたいと思っているの?」
「うーん、成田って遠い?、カズクン、飛行機の博物館みたいな所に行きたいんだけどな」

 実は、KAZU君、最近「大きくなったら航空管制官になりたい」と言うようになって、4月から英会話スクールにも通うことになっているのです。
 いったい、どういうきっかけでそう思うようになったのかは聞いていませんが、いずれにしても、子どもが夢を持って何かに取り組む姿勢になるのはいいことですから、「そうなんだ、それはいいかもね」と励ましています。
 とはいっても、まだ10才に満たない小学生ですから、気持ちもくるくる変わるのかもしれません。でも、パソコンに向かうことも多いKAZU君の口から「ユーチューバーになりたい」などということばが出てこないのはうれしいかぎり。

 「それじゃ、所沢に航空の博物館みたいなのがあるらしいから、雨の中ちょっとしんどいけれど、行ってみようか」

 ということで、大宮から埼京線に乗り武蔵浦和で武蔵野線に、さらに新秋津で西武池袋線へと乗り継いで所沢に向かいました。
 武蔵野線から窓の外を眺めていると、見る見るうちに雨がみぞれに、そして雪に変わって、JRの新秋津駅から西武線の秋津駅へ歩く時には本格的な降り方になっていました。
 西武池袋線は一駅で、秋津の次の所沢駅でさらに西武新宿線に乗り換え、一つめの航空公園駅で下りると、駅前に名機「YS11」が鎮座。その脇を歩いて行くと、そのまま広い公園に入って行くことができます。

 さすがに、この辺の桜は
  まだつぼみのままで
  


   雪浴びて二度寝決め込む桜かな   弁人


 歩くこと10分ほど、
 「所沢航空発祥記念館」です
  

 建物の名前に「発祥」とあるとおり、ここは日本で最初の飛行場ができた所で、前にはその滑走路の跡もあって、お天気が良ければかなり楽しそうな公園です。
 ところで、航空管制というと、空港にある高い塔を思い浮かべますが、この記念館の先には、「東京航空交通管制部」という、東日本から西日本のかなり広い空域を管理している重要な施設があって、所沢と航空との深いつながりがうかがわれます。

 館内に吊るされているのは
  年代物の軍用機とヘリコプター
  

  操縦席にも座れます
  

 窓の外の雪景色の中に
  アメリカ製の「C46」輸送機
  

 でも、KAZU君の目的は、もちろんそういう飛行機を見学することではありません。

 メインは管制官の
  仕事の紹介コーナー
  
  

 
   春の雪将来の夢膨らみぬ   弁人


 ところで、空模様の具合もあったのでしょうか、祝日なのにそんなに混み合ってなく、館内のレストランもすんなり座れてラッキーでした。

 昼食の後は、フライト
  シュミレーターのコーナーへ
  
  

 ショップで飛行機の模型も買ってもらって、KAZU君大満足。14時半を過ぎて外へ出ると、雪はみぞれに変わっていましたが、

 寒い中、名残の雪景色を眺めながら
  歩いて駅へ
  

 結局、往路のルートが最善なのかもしれませんが、ここは西武新宿線の駅ですから、北へ向えば川越です。どうせ途中で歩かなければならないのならと、本川越行きの電車に乗ってみましたが、本川越駅とJRの川越駅はちょっと離れている上、なにしろ寒い。冷たい雨の中歩くのはもういいかとバスに乗り、JR川越線で大宮へ戻って来ました。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 戸惑うほどの、いきなりの「... | トップ | 埼玉の北本で桜を満喫 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

KAZU君」カテゴリの最新記事