千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

オーグー ドゥ ジュール(四番町)の「フレンチランチ」

2006年03月19日 | フレンチ
【3月19日調査・登録】
 この店は、ギャルソンの岡部一巳氏がオーナー、中村保晴氏がシェフを務めています。「気取らず心地よく」をモットーに、気の利いたもてなしの中、主張し過ぎない印象的なフレンチが楽しめます。

 「本日の前菜」は、次の「ベーコン風味のブランマンジェとアスパラガスの取り合わせ」「トマトに詰めた帆立貝のサラダとオマール海老のコンソメゼリー」又は「春野菜と生ハムのカネロニ 冷たいガスパチョと共に」の3品の中から選べます。いずれも、ベーコンやコンソメの風味を効きせながらも素材の味が生かされた究極の逸品でした



 本日の「魚料理」はアンコウ(焦がしバターソース)でした。和風に鍋などでいただくアンコウも良いですが、フレンチの手にかかれば、肝はまさにフォアグラと、淡白な身は高級白身魚と化し、そのドラスティックな変化を楽しめます。


 本日の「肉料理」は「鴨の胸肉」を選択しました。肉汁と酸味の効いたソースがとてもマッチしていました。


 本日の「デザート」は、次の「チョコレート」「アーモンドのブランマージュ」、又は「マスカルポーネのチーズケーキ」から選べます。「チョコレート」は濃度が極めて高くコクや香りを楽しめる秀逸なデザートでした



★オーグー ドゥ ジュール
  所在:千代田区四番町4-8野村ビル
  電話:03(5213)3005
  品代:メニューB(前菜・魚料理・肉料理・デザート・コーヒー又は紅茶)4,725円