千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

発酵7(神田駿河台)の「自家製ナムルの盛り合わせ」「塩糀蒸し鶏」「発酵からあげ」等

2020年09月06日 | 居酒屋・パブ
【令和2年9月某日 調査・登録】
 こちらの店「発酵7」は、「発酵」をテーマにした食堂・居酒屋です。発酵からあげ、発酵ポテサラ、納豆キムチチーズ鍋、シャルキュトリなど鎌倉在住の発酵料理人 鈴木大輝氏による発酵食材を用いた料理がラインアップされています。


 9月とはいえ、まだまだ厳しい暑さが続いています。まずはビールをいただきましょう。埼玉県川越のクラフトビールメーカー「コエドブルワリー」の「COEDO」です。「COEDO」の「毬花 -Marihana-」は、淡い黄金色と純白の泡にシトラスを想わせるアロマホップが華やかに香るセッション・IPAスタイルです。


 こちらは「自家製ナムルの盛り合わせ」です。野菜ごとの美味しさを最大限に引き出せるよう、炒め方や茹で方が調整され、醤油糀と塩糀が使い分けられています。


 お酒のお替りは、店の名物! 国産レモンを使った秘伝の酵素シロップを高圧炭酸で割った「発酵レモンサワー」です。味に奥行きがあってこれは旨い


 こちらは「塩糀蒸し鶏」です。塩糀で下味をつけてから、低温でじっくり火が入れられています。


 こちらは「スン米マッコリ」です。日本産米コシヒカリと韓国伝統技法による生マッコリです。


 こちらは、店の名物「発酵からあげ」です。自家製塩糀ダレで発酵熟成させた鶏肉を、餅粉と片栗粉で包み、衣はカラッと中身はジューシーレアに揚げられています


 こちらは、お好みで振り掛ける漢方の塩です。山椒・紫蘇・昆布茶・藻塩・陳皮・にんにく等が入っています。


 美味しい肴でお酒も進みます。仕上げはドカンと「角ハイボール<メガ>」です。


 ごちそうさまでした。ヘルシーな発酵料理を堪能できました。

★発酵7 御茶ノ水店
 所在:千代田区神田駿河台4-6御茶ノ水ソラシティ地下1階
 電話:03-3526-3980
 品代(税別):毬花800円、自家製ナムルの盛り合わせ<小>480円、発酵レモンサワー<ジョッキ>(ハッピーアワーで)650円、塩糀蒸し鶏550円、スン米マッコリ(ハッピーアワーで580円が)300円、発酵からあげ1,000円、角ハイボール<メガ>(ハッピーアワーで800円が)500円

近江屋洋菓子店(神田淡路町)の「もも」

2020年09月03日 | スイーツ・菓子
【令和2年9月某日 調査・登録】
 こちらの店「近江屋洋菓子店」の初代経営者は近江八幡の出身で、明治17(1884)年に近江屋パン店としてこの店を創業しました。
 《前回のこちらの店の本店の調査・登録:チョコレート10個入り




 こちらは「もも」です。数年前から試作を重ね今年やっと完成したという、桃が丸ごと使われたケーキです。桃の表面はナパージュに覆われてツヤツヤに輝き、中にはカスタードが詰められています。リーズナブルな値段のケーキが多い同店にしては、何と1,200円(税別)とお高めですが、その分、桃本来の旨みを存分に楽しめる超絶美味な一品に仕上がっています
 予想以上の大人気で、売り出してもすぐに完売してしまうようです。










 ごちそうさまでした。

★近江屋洋菓子店
 所在:千代田区神田淡路町2-4
 電話:03(3251)1088
 品代(税別):もも1,200円