千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

アジャンタ(二番町)の「各種カレー」

2005年08月28日 | カレー
【8月28日調査・登録】
 この店の料理は南インドの家庭料理で、香辛料だけで作るカレーはサラッとしていながらも辛味が強く効いた逸品です

 「キーマカレー」は、鶏の挽肉を使っているため臭みが全くありません。とてもドライに仕上がっています。


 「チキンカレー」は、骨付き鶏肉が20種類以上のスパイスで煮込まれ、スプーンでも簡単に切り分けられるほど柔らかくなっています。


 「野菜カレー」は、大粒のベジタブルがふんだんに使われたヘルシーカレーです。


 「ほうれん草とチーズのカレー」は、他のカレーとは一線を画し、ほうれん草の個性が前面に出たエキセントリックな味を醸し出しています。


 「ナン」は、ふっくらアツアツに仕上がっており、これだけでお腹が一杯になるほどのボリュームです。


★アジャンタ
  所在:千代田区二番町3番地11
  電話:03(3264)6955
  品代:ランチ(カレー2種類+ナンorライス)1,500円

れもん屋(富士見)の「肉玉ソバ」「ねぎ巻」

2005年08月27日 | お好み焼き
こちらの店は平成24年2月に閉店しました

【平成17年8月27日調査・登録】
 この店は広島風お好み焼きの老舗で、店内は広島東洋カープのグッズで溢れています。


「肉玉ソバ」は、鉄板に薄い生地をひいた後、キャベツやモヤシなどの野菜、ソバをたっぷり入れて、定番のオタフクソースを掛けて仕上げます。素材のネットリ感とオタフクソースの甘味が一体となって口の中でとろけます。


 中には具がたっぷり入っています。


 「ねぎ巻」は、薄く焼いた生地の中に長ネギの刻みが入ったシンプルなものですが、何故か酒に良く合います。グッドです


★れもん屋
  所在:千代田区富士見2-9-1
  電話:03(3234)0070
  品代:肉玉ソバ850円、ねぎ巻350円

こちらの店は平成24年2月に閉店しました

丸香(神田小川町)の「釜たま」

2005年08月27日 | うどん
【8月27日調査・登録】
 この店はうどん好きなら知らない者はいないと言われる香川県の名店「山越(やまごえ)」出身の店主が経営しています。
 「釜たま」は、適度な弾力とコシが残る熱い釜上げの麺に生卵が絡められて出てきます。それに特製のダシ醤油を掛けていただきます。讃岐仕込みならではの麺、濃厚な卵の風味、ダシ醤油の香りと塩分、それぞれが実力を最大限に発揮し、バランスを取りながら調和し、絶妙な味を創り出しています


★丸香
  所在:千代田区神田小川町3-16-1
  電話:03(3294)1320
  品代:釜たま470円

串八珍(九段北)の「やきとん とんみそ」「ラーク」

2005年08月25日 | 居酒屋・パブ
【8月24日調査・登録】
 この店の「やきとん」は豚のこめかみを使い、味噌三種と韓国産唐辛子、十数種の香辛料を調合した串八珍オリジナルの秘伝辛味噌「とんみそ」を付けていただきます。こめかみ部分のジューシーな豚肉と「とんみそ」の奥行きの深いピリカラ感が絶妙な味を醸し出します


 「ラーク」は、メキシコ産コンズランゴー、テラータ、中国産オレンジ皮等が入った強壮薬草入酎ハイです。これを飲めば翌日も元気一杯です。


★串八珍
  所在:千代田区九段北1-3-2
  電話:03(3263)1566
  品代:やきとん とんみそ1本130円、ラーク340円

洋々亭(九段北)の「洋々餃子」

2005年08月25日 | 中華
【8月24日調査・登録】
 この店の餃子は挽き肉がぎっしり入っているのが特徴です。ニンニクは控え目ですが、とてもジューシーで美味です。食べごたえも充分で餃子だけでお腹一杯です。映像は2人前です。


 粗挽きの肉の歯ざわり、舌ざわりが好感触です。


★洋々亭
  所在:千代田区九段北1-3-4
  電話:03(3264)1890
  品代:洋々餃子550円

エチオピア(神田小川町)の「チキンカリー」

2005年08月21日 | カレー
【8月21日調査・登録】
 この店は昭和63年の創業で、店名は、当時、店で大好評だったエチオピアコーヒーに由来するそうです。


 カレーは辛さを0倍から70倍の間から選びます。0倍は一般の中辛カレーの辛さに該当します。本日は10倍をいただきましたが、激辛というほどではなく、深い奥行きを感じる熟成スパイスが舌に心地よく響きます。とても美味でした。いつか、体調の良いときに70倍にもチャレンジしたいものです。
 「チキンカリー」は強いスパイスで煮込んだ若鶏が入っています。それも、端切れではなく、きちっとしたブロックが5つも入っていました。カレーの前に小振りのジャガイモがバターと一緒に出てきます。


★エチオピア小川町本店
  所在:千代田区神田小川町3-10-6
  電話:03(3295)4310
  品代:チキンカリー880円

松本楼(日比谷公園)の「オムレツライスハヤシソース」

2005年08月20日 | 洋食
【8月20日調査・登録】
 この店は明治36年に日比谷公園の誕生とともに創業した洋食の老舗です。「オムレツライスハヤシソース」は半熟卵のトロトロ感が絶妙な上に、チキンライスやハヤシソースの味が上手く調和した逸品です。


★松本楼
  所在:千代田区日比谷公園1-2
  電話:03(3503)1451
  品代:オムレツライスハヤシソース1,030円

松本楼(日比谷公園)の「ハイカラビーフカレー」

2005年08月20日 | カレー
【8月20日調査・登録】
 この店は明治36年に日比谷公園の誕生とともに創業した洋食の老舗です。明治から昭和にかけて、「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲むことがハイカラである」とまで言われていたそうです。
 カレーには大き目の牛バラ肉とタマネギが入っています。ルーはまろやかで辛さは控えめですが、伝統に培われたコクがあり落ち着いた味に仕上がっています。


★松本楼
  所在:千代田区日比谷公園1-2
  電話:03(3503)1451
  品代:ハイカラビーフカレー735円

天野屋(外神田)の「芝崎納豆」

2005年08月20日 | 和食
【8月20日調査(テイクアウト)・登録】
 この店は神田明神の鳥居横にある弘化3(1846)年創業の老舗です。


 昔、神田明神の傍に「芝崎道場」という草庵があり、そこで供された五行珍味の中に<金含豆(こんがんず)>という富貴延寿を祝福する穀種があり、それが後々「芝崎納豆」となりました。驚くほど大粒の国産大豆が使われており、歯ごたえ十分です。


★天野屋
  所在:千代田区外神田2-18-15
  電話:03(3251)7911
  品代:芝崎納豆315円

天野屋(外神田)の「冷やし甘酒」

2005年08月20日 | スイーツ・菓子
【8月20日調査・登録】
 この店は神田明神の鳥居横にある弘化3(1846)年創業の老舗です。


 こちらの甘酒は、店の地下6mにある天然の土室(むろ)で作られる糀をもとに熟成されたもので、砂糖は一切加えられていない天然の甘さがウリです。勿論、温かい甘酒もあり、口直しに久方味噌も付きます。甘酒は江戸の庶民に一年中親しまれ、特に真夏には夏バテ防止として欠かせない飲み物だったそうです。


★天野屋
  所在:千代田区外神田2-18-15
  電話:03(3251)7911
  品代:冷やし甘酒450円