千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

松本楼(日比谷公園)の「オムレツライスハヤシソース」

2005年08月20日 | 洋食
【8月20日調査・登録】
 この店は明治36年に日比谷公園の誕生とともに創業した洋食の老舗です。「オムレツライスハヤシソース」は半熟卵のトロトロ感が絶妙な上に、チキンライスやハヤシソースの味が上手く調和した逸品です。


★松本楼
  所在:千代田区日比谷公園1-2
  電話:03(3503)1451
  品代:オムレツライスハヤシソース1,030円

松本楼(日比谷公園)の「ハイカラビーフカレー」

2005年08月20日 | カレー
【8月20日調査・登録】
 この店は明治36年に日比谷公園の誕生とともに創業した洋食の老舗です。明治から昭和にかけて、「松本楼でカレーを食べてコーヒーを飲むことがハイカラである」とまで言われていたそうです。
 カレーには大き目の牛バラ肉とタマネギが入っています。ルーはまろやかで辛さは控えめですが、伝統に培われたコクがあり落ち着いた味に仕上がっています。


★松本楼
  所在:千代田区日比谷公園1-2
  電話:03(3503)1451
  品代:ハイカラビーフカレー735円

天野屋(外神田)の「芝崎納豆」

2005年08月20日 | 和食
【8月20日調査(テイクアウト)・登録】
 この店は神田明神の鳥居横にある弘化3(1846)年創業の老舗です。


 昔、神田明神の傍に「芝崎道場」という草庵があり、そこで供された五行珍味の中に<金含豆(こんがんず)>という富貴延寿を祝福する穀種があり、それが後々「芝崎納豆」となりました。驚くほど大粒の国産大豆が使われており、歯ごたえ十分です。


★天野屋
  所在:千代田区外神田2-18-15
  電話:03(3251)7911
  品代:芝崎納豆315円

天野屋(外神田)の「冷やし甘酒」

2005年08月20日 | スイーツ・菓子
【8月20日調査・登録】
 この店は神田明神の鳥居横にある弘化3(1846)年創業の老舗です。


 こちらの甘酒は、店の地下6mにある天然の土室(むろ)で作られる糀をもとに熟成されたもので、砂糖は一切加えられていない天然の甘さがウリです。勿論、温かい甘酒もあり、口直しに久方味噌も付きます。甘酒は江戸の庶民に一年中親しまれ、特に真夏には夏バテ防止として欠かせない飲み物だったそうです。


★天野屋
  所在:千代田区外神田2-18-15
  電話:03(3251)7911
  品代:冷やし甘酒450円