千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

満留賀静邨(神田神保町)の「せいろ」と「田舎せいろ」

2005年08月08日 | 蕎麦
【8月8日調査・登録】
 この店は、店内の石臼で国内産の玄そばを挽き、その場で手打ちしています。「せいろ」は二八蕎麦で、太めなのが特徴です。創業以来、継ぎ足しながら作っている返しを使った汁は、甘味、濃口醤油のコク、鰹節等の旨味が絶妙に調和しています。薬味も葱・山葵だけでなく、鶉の卵・胡麻だれ・紅葉おろしまで付き、さらにはテーブルに、胡麻・柚子・七味まで置かれ、至れり尽くせりです


 「田舎せいろ」は十割蕎麦で、おろしが付きます。


★満留賀静邨
  所在:千代田区神田神保町1-17
  電話:03(3292)0275
  品代:せいろ600円、田舎せいろ750円


大丸やき茶房(神田神保町)の「大丸やき」

2005年08月08日 | スイーツ・菓子
【8月8日調査(テイクアウト)・登録】
 この店は昭和23(1948)年創業の老舗です。「大丸やき」は、しっとりした餡をふんわりしたカステラ風の衣で包むことから別名「カステラまんじゅう」とも呼ばれています。食品添加物を一切使用せず、餡は小豆と砂糖だけ、衣は小麦粉・卵・砂糖・酒・みりんから作ります。風味を損なわないように焼きあがった「大丸やき」は直ぐにスキンパックするこだわりようです。 


★大丸やき茶房
  所在:千代田区神田神保町2-9
  電話:03(3265)0740
  品代:大丸やき5個800円